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真打昇進襲名披露興行 令和四年十一月五日 [落語]

真打昇進襲名披露興行 令和四年十一月五日
於:国立演芸場

入船亭扇ぱい『子ほめ』
柳亭市若『饅頭こわい』
玉屋柳勢『お血脈』
ホンキートンク 漫才
柳家小満ん『宮戸川』
鈴々舎馬風『楽屋外伝』
真打昇進襲名披露口上
柳亭市馬『藪医者』
鏡味仙志郎・仙成 太神楽
柳亭市弥 改メ 柳亭小燕枝『竹の水仙』

浅草、池袋では行けなかったため、小燕枝師のトリは約ひと月ぶり。
一昨日の反省を活かし、開演30分前に演芸場に到着する。

市若さん、超ハイテンションの『饅頭こわい』。ちょっと狂気を感じるのが楽しい。

馬風師、今日は寄り合いで五代目小さん師の靴を木久蔵(現木久扇)師が3度履いて帰った話などを。人の靴はいてわからないものなのか。

口上は柳勢師が司会で、上手から馬風師、市馬師、小燕枝師、小満ん師。
小満ん師はおかみさんが小燕枝師のファンだそうで、「携帯の写真をずっと眺めてるときがあります……妬いてます」。小満ん師と小燕枝師はコーヒーとケーキで2時間ほど話し合う「友だち」だそうで。「これからは付き合ってくれるかわからない」と 心配げ。小燕枝は恐縮しきり。
高齢の師匠に挟まれ、市馬師も「長生きも芸のうち」。ここ2年ばかりパタパタと儚くなってるからなあ。レジェンドたちには長生きしてほしいところ。
小満ん師も馬風ドミノで吹っ飛ばされ、市馬小燕枝師弟が気を遣ってるところを馬風師がつーんと知らんぷりをしているところがおかしい。

小燕枝師、このネタも一蔵師とかなり似ている。同じ師匠から習ったのかな。
宿の客が無一文だとわかったときの主人のぞんざいな口振りがおかしい。
口はぞんざいになるが、それでもカラッとしていて高圧的ではないのがいい。人によってはなんかすごい上からの感じになってイヤな空気になるが、そうならないのは小燕枝師のキラキラゆえか。
噺の後は恒例のかっぽれ。「アタシは噺で満足させられないんで……」とかそんなこと言わなくていいのに。
今日は『イケメンかっぽれ』は封印し、千成さんとふたりで『喧嘩かっぽれ』。ふたりで殴り合いのような掛け合いがある。これまた派手で楽しい。
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