SSブログ

TOIRO寄席10周年記念 第60回TOIRO寄席 真打カウントダウン!期待の三ツ星落語会 [落語]

TOIRO寄席10周年記念 第60回TOIRO寄席 真打カウントダウン!期待の三ツ星落語会
於:さいたま新都心 さいたまスーパーアリーナTOIRO

入船亭小辰 三遊亭好吉 雷門音助 オープニングトーク
桃月庵あられ『堀の内』
入船亭小辰『替り目』
雷門音助『長短』
三遊亭好吉『甲府い』

先日家の水道が漏水しているという通知があったため、よくチラシが入っている近所の水道屋に見積もりを頼む。まあ水道局にも紹介されている業者だし大丈夫だろと思っていたら、約7万円の見積もりが上がってくる。おおん? おいトイレのタンクの水がチョロチョロ止まらないだけだぞ!? しかもそのうち人件費が約4万。おいそれ職人何人がかりで何日やるつもりだよ。ダメだ話にならねえ。
そういや東京ガスが水道のトラブルにも対応してたな、うちはガスも電気も東京ガスだからと思って連絡してみたら部材が1万で人件費が約5千円との見積もりが。おおい。やってくれたなあ。「近所の水道屋では7万って言われた」といってみたら、驚いた顔で「いまだにそんな業者いるんですねえ」ですと。
その後水道屋から「どうですか?」と言われたが、「ちょっと見積もりにびっくりした」と言ってみたところ、「それくらいかかるんですよねえ」としれっと言ってきやがった。「ちょっと相見積とってみる」といってみたら「あ、そうですか」とさっさと電話切られたから、やっぱりやってやがったんだろうな。2~3万て言われてたら素直にやってもらってたのになあ。欲のかき過ぎはよくないってことだね。

今日はさいたままでちょっと遠出。最近都外に出る場合はその近くの温泉に寄ってからいくことが多い。
さすがにさいたま新都心には天然温泉はないのでスーパー銭湯みたいなところに。サウナが混んでて特に上段は取り合い。上の段の人が出たら即座に移動しようとみんなが虎視眈々と狙っている。入ったときは最下段しかあいてなくても、少しずつ上へ行き、最上段に登り詰める。ただその頃には7~8分経っており、最上段の熱気が楽しめるのは数分程度。
時間の都合で1時間ちょっとしか入れず、少し消化不良気味。やっぱり最低でも2時間はとりたいところ。

湯上がりで会場まで着くも……出たよバイクの駐輪場初見殺し。バイクの駐輪場は目立たないところにあることが多いので、初めて来た会場だと探せないことがある。そう思って風呂を早めに切り上げたのに……。だいたいHPとかみても駐輪場の場所は書いてないんだよなあ。しょうがないので他の商業施設の駐輪場に停めて会場まで歩く。おかげで着席は開演30秒前。

まずは3人揃ってオープニングトーク。「真打カウントダウン」と銘打たれているが、好吉さん小辰さんはわかるけど、音助さんてもうそろそろだっけ? と思っていたら、音助さんは「なんで自分が呼ばれたかわからない。まだなにも決まってないし、かなり先ですよ?」だそうだ。まあ最近は芸協も抜擢があるから、もしかしたら……なんてあるかもね。
オープニングでは好吉さんが好一郎になる経緯などを。しかし好太郎好二郎がいるところに好一郎とはね。
好吉さんは「小辰アニさんは名前なんになるんですか、なにも知らないんで」とは言ってたけど、いくら他協会だからといってさすがに扇橋継ぐことを知らないとは思えないんで単純な呼び水だったのだろう。ただ小辰さんはずっと高座で好吉さんのことを「六代目圓楽一門会」っていってたけど、「五代目圓楽一門会」だからね。
オープニングトークでは出番順を協議。好吉さんは今日が二ツ目ラスト高座だそうで、トリ。仲入りとクイツキをどっちがやるか、ということで「クイツキは若手の真打がよくつとめるところ。ざわつくお客さんをまた高座に引き戻さなきゃならないから腕がいる」と音助さんに。消去法で小辰さんが仲入りみたいになってるけど、多分音助さんが気を利かせたんだろう。

あられさん、オープニングトークでは小辰さんに「あられさんはこの会は3回めだそうで、初めての我々をバカにしてる。『トイレの場所も知らないんですか』みたいな」といじられていたが、それを受けていじり返す。なかなか肝の座った前座さんのようだ。
11月に二ツ目昇進が決まっているそうで。師匠譲りなのかややふてぶてしそうな雰囲気と話し方を持っている。

小辰さん、今日は落協、芸協、圓楽党が集まっていることから各協会の違いなどをマクラで話す。
噺は久しぶりに『替り目』。一時期毎回のように掛けていたけれども。
今日は俥屋とのやりとりはなく家の中からスタートとし、うどんやのサゲまで。やっぱり上手いよねえ。
うどんやに海苔を炙ってもらってるけど、つまみあるじゃんって突っ込むのは野暮か。「パリパリにするなよー!」と怒りつつも食べて「……美味い」とつぶやくのがおかしい。

音助さん、新宿で入門志願をしたそうで、その時の思い出話などを。静岡出身で京都の大学へ行き、東京で落語家になったそうで、「あっちこっちいってる」とのこと。
噺は大阪の気の長い男と江戸っ子の気の短い男のやりとり。京都にいた経験からか、関西弁にも不自然さはないように思う。大阪弁と江戸弁が交互に混ざるから大変そうだけれども。

好吉さん、冒頭で「今日は『甲府い』という噺を掛けます。これはすごく地味な噺で、特に盛り上がりもなく……」と言っていたが……。
うん、ほら風呂って実は結構体力使って疲れるんだよねえ。だからまあ半分くらい意識がないのは仕方ないんじゃなかろうか。

チラシに「全員にお土産つき」とあり、まあクリアファイルとかだろ、とか思っていたら会場のTOIROのロゴが入った折り畳み傘と多色ボールペンとメモ帳。え、2000円の木戸銭でこんな立派なもの貰っちゃっていいの? 木戸銭より高くない?

帰り、ようやくバイクを置ける駐輪場を見つける。7月に開かれる兼好師の会の前売りも買ったことだし、次回はここに停めよう。
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:芸能

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。