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亀戸梅屋敷寄席 令和四年一月二日 [落語]

亀戸梅屋敷寄席 令和四年一月二日
於:亀戸 亀戸梅屋敷 藤の間

三遊亭けろよん『八九升』
三遊亭鳳月『転失気』
三遊亭楽大『短命』
三遊亭萬橘『短命』
三遊亭佑行『宿屋の富』

あけましておめでとうございます
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しかし笑点の新メンバー宮治師か。25日の会では「よく『俺だけには教えろよ』って先輩やお客さんから言われるんだけど、連絡もきてない」と言っていたのに。やっぱり情報統制キッチリしてんだなあ。新聞によると打診あったのは夏頃だったそうだし。

さて初落語。例年は横浜の一門会で兼好師を聴くのが常なのだが、今年は出演しないらしい。
4日にしのぶ亭や5日に国立演芸場に出るらしいが、4日から仕事なので行けず。
せっかくだから正月休みに落語行きたいなあと思っても、寄席の初席は忙しないし面白いわけじゃなし……と考えていたら、梅屋敷寄席に萬橘師とけろよんさんが出るということなのでこれ幸いと梅屋敷に。

けろよんさん、初めて聴いたがなるほど噂に違わず達者ですなあ。
間の取り方も落ち着いており、次のセリフを慌てたり焦ったりして早く並べ立てるというようなことがない。たっぷりと効果的な間を測って噺をしている。
ちょっとした仕草も上手い。
まず間違いなく入門直後としてはこれまでのお弟子さんの中で一番上手だろう。
そこに兼好エキスが入ることによってどうなるか、楽しみだ。

鳳月さん、転失気を借りに行く先として雑貨屋と花屋を和尚が指定するのだが、「あそこは品揃えがいいからなんでも揃う」、「あそこの親父はここらへんで一番物知りだ」と理由づけするのは上手い。それを聞いた雑貨屋と花屋はどうしたって知ったかぶりをしなければならなくなる。
目の動きでいろいろと心の動きなどを表現することが多く、様子のいい鳳月さんがやると見栄えがいいがやりすぎるとややくどいか。

萬橘師、師の『ろくろ首』は初めてか。主人公は与太郎ではなく松公。
「お嫁さんが欲しい」と松公から言い出したのではなく、伯父さんから世話をしだすような型は初めて聴く。
松公はお嬢さんの首が伸びると聞いても全く怖がらず、伯父さんと会話が噛み合わないのがおかしい。
婿入りしてからもお嬢さんの首が早く伸びないかと楽しみにしている始末。オチも変えられており、こういうところはやはり上手い。

……ここで帰っておけば……。
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