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新版三人集 [落語]

新版三人集
於:人形町 日本橋社会教育会館

三人集 ご挨拶
柳亭市遼『小町』
柳亭市弥『野晒し』
春風亭一蔵『佐野山』
入船亭小辰『不動坊』

はー資格試験終わったー。
II種とIII種併願していて、まあ多分III種は大丈夫だと思うんだけど、II種はどうかなー。まあ運が良ければってところか。せめてあと2週間かできれば1月早く準備してればもっと違ったなあ。とかいってIII種も落ちてたらどうしよう。万一II種受かっててもIII種落ちてたらどっちも×だしなあ……。

ま、終わったんだからもうどうしようもない。
さて会が始まるまで3時間くらいある。
一度家戻ってもいいんだけど、それだとホント荷物置くだけでなにもできないし。
まーせっかく蒲田っつー呑助の街にきてるんだから呑むかー。
一軒めは酒は安めだけどつまみが高い。ビール二杯とハイボール一杯で店を出、二軒めにハシゴ。蕎麦をアテにそば茶ハイを2杯。……ちょっと飲みすぎたか? でもそんなに酔っ払ってる感じはしない。

まずは三人揃ってのご挨拶。真打昇進が決まってから初めての三人集だそうで、まずはそれぞれ師匠から電話がきたときの状況などを話す。
小辰さんは前に聴いたのとほぼ同じだが、一蔵さんは実は火曜会ではちょっと隠していたことがあったようで。市弥さんは協会にいた市馬師から電話をもらい、さらに「この声を聞け!」とその場にいた協会事務員たちが上げた歓声を聞かせてくれたのだとか。
また、前にも小辰さんが言っていたが、三人で一緒に真打に上がれる嬉しさもそれぞれ語っていた。考えてみたらユニットがそのままパッケージで真打昇進て珍しいのでは? 成金やTENだって抜擢があったりメンバーが割れたりしてバラバラだったし。二ツ目昇進後に会を始め、それが真打になるまで続いてるんだからすごいことですな。

市弥さん、三人集の中で小辰さんがエースで一蔵さんがキャッチャーで要、さてそう考えると自分は……? と考えたときに「技も力もない。この愛嬌だけでやってきてるんすから。でもそう考えると今日みたいにトップで出てきてとにかく塁に出る、客席を明るくするみたいなのが合ってるのかもしれませんね」と自己分析。なるほど。確かにいい役割かも。
先日亡くなった小三治師についても。ドキュメンタリーか何かで小三治師が末廣亭の高座に上がるシーンを撮るのに、出囃子の太鼓を叩くので呼ばれたことがあるそうで。そのときのエピソードをマクラに、太鼓には馬の革、三味線には猫の皮……と話を振って『野晒し』へ。
明るくテンションの高いキャラは、お調子者で乱暴な八五郎と合っている。突き抜けた明るさが楽しい。
鼻を釣って釣り針を捨てたところでサゲ。

一蔵さん、「マクラであそこまで振っといたのにアレで終わるのかよ! という……」と至極もっともなツッコミ。とはいえすでに時間が10分から15分ほど押しているようだ。
「小辰がエースとか言ってましたけど、俺は認めない!」と先日地方で二人会があり、それに一蔵さんの車で多治見まで行ったという話を。東京から岐阜までの道のりを『黄金餅』のようにターっと息もつかせぬほどに一気に語る。「これを稽古なしでできるのはトラック運転手をしてたおかげ!」だそうだがあれはすごかった。
宿の露天風呂のお湯がものすごく熱く、ふたりして落語の小話の風呂の我慢比べみたいなことを地でやっていたとか。
三人集の役割なんかも他のものに例えていたような気がするけど忘れちゃったなー。まあアルコール5杯入ってるし。

小辰さん、三人集はサッカーでいうと一蔵さんが監督で小辰さんは単にボールを追っかけ回してるだけ、なんだとか。市弥さん何って言ってたっけな……。今日はもうしょうがない。
市弥さんも一蔵さんもちょいちょい大きめの間違いをしており、それを「今は地に足がついていない」といいながら、小辰さん自身も「おたきさんには不動坊火炎という……」というところを「不動坊にはおたきさんという……」といってしまい、「お前もじゃないか!」とセルフツッコミ。
その他にも風呂屋でのモテない三人組のワルグチ場面がなかったような……。まあなくてもギリ意味は通じるか。
こないだも聴いたばかりだが、やはり屋根の上の大喧嘩がとにかくおかしい。

今日は疲れてるのでこんな感じですみません。
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