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実力派二ツ目独演会 らくご長屋 小辰独演会 [落語]

実力派二ツ目独演会 らくご長屋 小辰独演会
於:中野 なかの芸能小劇場

入船亭小辰『蝦蟇の油』『あくび指南』『佐々木政談』

こないだの地震は残業中に喰らう。
夜中に誰もいないオフィスでスマホのヴィッヴィッと鳴る地震警報と、ビルからの地震警報をダブルで喰らうと結構ビビる。
しかもようやく仕事終わったら今度は電車がストップしている。結局上野まではなんとか戻れたものの、常磐線が動かず。その時点で2時近く。猫が心配なので諦めてタクシーで帰る。帰ったのが2時半過ぎ。疲れた。たまたま金曜は代休をとっていたからいいものの。……とはいえ代休とってなかったら頑張って残業してなかったから地震前に家帰れてたような気もするが。

会場へ入ると主催者のオフィス10の社長が入院したらしい。社長の娘が「私も病院からそのままきたので」とわたわたになりながらさばく。大変だ。

小辰さんのマクラでもその話が出る。「そんなこといってホントは今ハワイにいるんですよ。昨日電話もらったときに元気でしたもん。後ろから波の音とか英語とか聞こえてました。……こういうこというと袖にいるお嬢の目がすごく怖くなってくる」そうだ。小辰さんなりの気遣いなのだろう。
「しかし興行主ってのも大変ですよ。昔から香具師とか、そういう人達がやってきた」と『蝦蟇の油』に入る。
仕込みのときの流麗な口上と酔ったときの落差が楽しい。
酔って間違えたことを周りから指摘されると「子どもうるさい! ……なんだ? イチロクのガマじゃなくて四六のガマだ? ……言いましたー! 言ったよ!」と頑なに認めないのがおかしい。

二席め、「夜は吉原へ行ってツーっと入るといるんだよぉオンナが」と横道に入って師匠に「なんでツーっと入るんですか!」と怒られるところで「フラが」と言い訳するのが思わず吹き出す。

三席め、佐々木信濃守の鷹揚な振る舞いと白吉のこまっしゃくれた態度のコントラストが楽しい。
とはいえちょっと白吉が幼すぎるような気もしないでもないが。
タグ:入船亭小辰
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