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国立演芸場 8月中席 令和3年8月15日 [落語]

国立演芸場 8月中席 令和3年8月15日
於:国立演芸場

桂空治『金明竹』
春風亭昇市『桃太郎』
三遊亭兼好『粗忽の釘』
ボンボンブラザーズ 曲芸
三遊亭笑遊『町内の若い衆』
立川談春『狸鯉』
桧山うめ吉 俗曲
三遊亭円楽『読書の時間』

ココアの避妊手術を木曜日に行う。
実は1月くらい前にもしようとしていたのだが、いざ獣医に預けて術前にケージに入れようとしていたところで突然暴れ出し、看護師さんを盛大に引っかいて急遽中止になったことがある。
今回は事前にカラーをつけ、鎮静剤を飲ませた上で洗濯ネットに入れて連れて行く。うーむすっかり前科持ちになってしまった。
これだけ厳戒態勢をとっていったというのに今回本猫はおとなしいもの。先生も拍子抜けするほどあっさり終わった。
本来なら1泊するのだが即日家に帰される。あんまり飼い主と離さないというやり方のようだ。
さすがに当日、次の日はほとんどご飯も食べずにぐったりした感じで心配になるが、昨日はだいぶ回復して普通にご飯も食べるし動き回っていてひと安心。
しかし前から甘えん坊ではあったが、さらに拍車がかかり、ずっと私にくっつきっぱなし。少し座ろうものならすぐさま膝に乗ってくる。うひひ。
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嬉しいがまるで身動きが取れなくなる。
術後の飼い主の処置としては朝晩の薬の投与くらい。ココアは薬をすんなり飲んでくれるので助かる。
昨日一日は様子を見たが、特に大丈夫そうということで落語に。

空治さん、骨皮の部分に時間を割きすぎたか肝心の金明竹の言い立ての部分がかなりあっさりめ。ちょっともったいない。
それにしても最近『金明竹』よく聴くような気がする。

兼好師、ワクチン接種に触れ「日本は思ったより進みませんね、アメリカなんかだと大統領が明るく『イェー』とかいいながら『もう打ったのかい、ちっとも痛くなかったよ、HAHAHA』なんて感じなんで国民も打とうという気になりますけど、菅さんが暗いですから」と総理いじり。
噺に入ると引っ越しの場面はばっさりカットし、煙草を喫もうとしているところから。
おかみさんの口からカットされた場面のダイジェストが語られるが、それだけで面白いし、夫婦のパワーバランスまで推し量れるのはさすが。
隣の家に押し入って「落ち着かせてもらいます」と煙管を何服かした上で「……まだ煙草を詰めてませんでした……」と落ち着いた感じでふっと言うのがたまらない。

笑遊師、初めて聴いたがマクラも噺もどこか艶っぽいというか。

談春師は何年ぶりだろ。
落語に興味持ちはじめて割と早いうちに一度聴いてそれっきり。チケットも取れないし何より高いしね……。この顔付けで2000円はホントお値打ち。
談春師自身寄席形式に馴れていないのか、マクラでちょっとした小ネタがややウケして「おっ、なんかうまくやれてる感じがする。このウケ過ぎもせずほどほどな感じ」とのこと。
『狸鯉』は初めて聴いた。ちょっと調べたら『狸札』『狸賽』『狸鯉』の3つをまとめて『たぬき』と呼ぶのだとか。普段は9割『狸札』だもんなあ。
でやっぱり談春師ほどの人だと前座噺でもすっごい面白いのね。わざとらしすぎずさサラサラっとしながらも要所要所できっちり笑いを起こす。なんで『狸札』ばかりでほとんど掛けられないんだろ。

円楽師、この興行は歌丸師の誕生日を記念しての追悼興行的な意味合いがあるらしい。「前は他の人もいたんだけど、みんないなくなっちゃった」だそうで。
『読書の時間』は他の人で何度か聴いたことがある。
学校の授業で生徒の名前が登場するのだが、それらが笑点メンバーの本名で、笑点のキャラに合わせて小ネタを挟んでくる。この噺の主人公は父親の本をポルノだと知らずに学校に持ち込み朗読をするのだが、名前は小遊三師の本名でニヤリとさせられる。
しかし顔色不健康そうだな……。ちょっと心配。
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