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みずほ笑ホール寄席 兼好たけ平二人会 [落語]

みずほ笑ホール寄席 兼好たけ平二人会
於:箱根ケ崎 瑞穂ビューパーク スカイホール大ホール

三遊亭兼好『孝行糖』
林家たけ平『源平盛衰記』
林家たけ平『鷺とり』
三遊亭兼好『竹の水仙』

いやはやこの1週間でどんだけ落語行ってんだってハナシですよ。
池袋はギッチリでヤバそうな感じがしたけど、この会場はだいふ広くて余裕があるので大丈夫。何が大丈夫かわからんけど。
この会に行くときはいつも車だったのだが、今日はバイクで。いつも新青梅街道が混んでて時間通りに着かないので、小回りのきくバイクの方が都合がいい。
やっぱり今日も道が混んでる。途中でメシを食おうとするも、ロードサイドの店はどこも家族連れで激混み。うーむ。
結局開演5分前に滑り込む。どうやら予約していた人の中で最後だったらしく、「今電話しようかと思ってた」と言われてしまう。危なかった。そういやこの会前座いないことも多いんだよな。
北千住在住コンビの会に北千住民が東京の端っこまで聴きに行くという。

兼好師の一席め、次に緊急事態宣言をする場合は栃木を外すように、とともに、ワクチンについては若者の方を優先した方がいいと提案する。
このままだと医療従事者と高齢者に接種するだけでかなり時間がかかってしまう。それならば若者を優先して接種して経済を回した方がいいのでは、とのこと。そりゃ一理ある。ただそうなると若者とも高齢者ともいえない我々世代がまたワリを食いそうだなあ……。就職氷河期、昭和49年生まれは常にワリを食わされた世代だからな! いずれなんか世の中に報復してやるから覚えてろよな! などとテロリストのような思考になりながら噺を聴くが、まったくもって与太郎は偉いね。
自分の境遇を嘆くことなく楽しく生きてるもんなあ。バカなだけかもしれないけど。俺も今後歳を聞かれたらとりあえず「お向かいの金ちゃんと同い年」と答えてみっか。

たけ平師、『源平盛衰記』の『扇の的』部分。やっぱり地噺好きなんだなあ。
というかこの口調を聴いていると講釈師の方が向いていたのでは……? と思ってしまう。まあ余計なお世話なのですが。
二席めの『鷺とり』も結局は地噺になってるし。まあここまでくれば個性だよなあ。

兼好師の二席め、最近は旅の仕事もようやく少し増えてきたが、車両内はガラガラなのになぜか指定席は席を固められると不平を漏らす。へえ。そういや新幹線も乗ってないなー。乗りたいなー。
「昔は歩いて旅をするしかなかった」と『竹の水仙』に。一言めが「許せよ」と武家言葉だったので『抜け雀』かと思ったが。
ん、なんで甚五郎が武家言葉使うんだろ。今度機会があれば聞いてみよう。
相変わらず甚五郎に上手いこと丸め込まれる宿の主人夫婦のチョロさが楽しい。

昼間も陽が出てる割には肌寒かったが、陽が暮れたらホント寒い。
いつものように会場近くの温泉に行って久しぶりの温泉を味わったが、すっかり冷えてしまった。冬と同じくらいの格好で行ったんだけどなあ。
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