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清瀬けやき亭 落語応援会(第107回) そうだじゅげむきこう。 [落語]

清瀬けやき亭 落語応援会(第107回) そうだじゅげむきこう。
於:清瀬 清瀬けやきホール

入船亭小辰『高砂や』
春風亭一花『明烏』
春風亭一花『のめる』
入船亭小辰『替り目』

久しぶりの清瀬。本当はくるつもりではなかったのだが、午前中の小辰さんの会へ行ってみたら満員札止。なんてこった。バイクの置き場所に悩み、一度置いた場所から移動とかしてるうちに埋まってしまったようだ。別に駐禁の場所じゃなかったんだからどこでもよかったのに「こっちの方がいいかな」なんて悩んだ俺のバカ。
ということで急遽清瀬まで追いかけてきた。
この会も本来ならば3階の和室で開かれていてせいぜい60〜80人くらいしか入れないのだが、ソーシャルディスタンスを保つためにと大ホールで開かれた。
それでも8割方埋まっているように見えたから、和室だったら入れなかったかも。さすが人気二ツ目たち。
小辰さんも一花さんもこればかりはコロナのおかげと話していた。

さて小辰さん、一花さんは一蔵さんの妹弟子なので「親友の妹」みたいな感覚でいたのだが、最近ではなにかちょっといじったりすると「やめてください、私人妻ですよ!?」といわれるようになったらしい。「なんかそう言われると逆に意識してしまう。これまでなんとも思ってなかったのに、なんか色気みたいなものを感じてしまう」だそう。
……でですね、今日は朝の会に行こうと思って早く起きたとか、コタツで寝ちゃって眠りが浅かったとか、直前に昼メシの餃子定食を食べたとか、例年にない暖かさだったとか、聞き慣れすぎた二席だったとか、いろいろな要因が重なって夢の国へ行ったりきたり。とても偉そうに感想を書けるような状態ではございませんでした。

一花さんは小辰さんほど聞き慣れてはいないためもう少し意識を保っていたが、気がつくと噺が数秒飛んでいたり。
『明烏』は若旦那のひょろひょろっぽさや、お巫女頭のおばさんはいいのだけれど、いかんせん源兵衛太助の町内の札付きが軽過ぎる感じは否めない。いっそ兼好師のように、源兵衛は底抜けに明るいというキャラにしたら面白いのかも。
『のめる』はご隠居にお茶を出してもらったときに「ありがてぇ、一杯のめる」と口癖を出す。最初はいい工夫だと思ったが、コレはこの噺を知ってる人じゃないと成立しないよなと思う。多分初めて聞く人にしてみれば、「いきなり何言い出すんだコイツ」としか思わないんじゃなかろうか。
隠居から計略を授けられて「あっコレ『詰まらねえ』って言う! 言う!」と手を叩きながら指さしたり、長屋の戸に網を張ったりと兼好師っぽいところは端々にあるのだが、全体的に見るとそうでもない。誰の型なんだろう。
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