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なかのらくご長屋 正太郎・一蔵二人会 [落語]

なかのらくご長屋 正太郎・一蔵二人会
於:中野 なかの芸能小劇場

春風亭正太郎『看板のピン』
春風亭一蔵『笠碁』
春風亭一蔵『猫と金魚』
春風亭正太郎『甲府い』

兼好師以外の朝のらくご長屋は初めてか。
朝方雨が降っていたようだが晴れてよかった。

正太郎さんの一席め、この時間の会だとやはり皆一律に「芸人は朝弱い」とボヤく。もはやお約束か。
「特に一蔵さんには朝から会いたくない」とブツブツ。
三道楽に触れて博打の話題に。正太郎さん自身は博才があまりないのでギャンブルはほとんどしないし、宝くじも買わないという。「だって当たらないでしょ。それに私金持ちだから」。そういうキャラだったっけ。
そんなマクラから噺に入る。
親分が割と穏やかなお爺ちゃんという感じ。

一蔵さんの一席め、朝の6時半まで眠れなかったそうで、殆ど寝ていないという。
「眠くて仕方ないんですが正太郎兄貴の一言で目が覚めました。『私金持ちですから』って……確かにお坊ちゃんですけど、そこまでのモンじゃないですからね」。
一蔵さんも趣味の話題に触れ、「こんな朝から落語に来ている人は『趣味:落語』でしょうが、我々も入門する前は落語を聞くのが趣味だったんです」とのこと。が、噺家になったら客席に回って同業の高座を見るのはご法度なので以前のようには見られなくなったという。最近では末廣亭の深夜寄席では行列整理以外にも場内整理も二ツ目が行うようになり、先週久しぶりに客席から高座を見られて嬉しかったとか。
んで碁将棋の流れになって『笠碁』に。
ワガママおじいちゃんたちがやいやいやっているが、激しさはないのでなんとなく柔らかい。猫たちが猫パンチを繰り出し合ってる感じ。
碁を打っているお店の旦那はねちっこいイヤらしさがあってそれがおかしい。

二席めはコンパクトに寄席サイズの『猫金』。
この番頭さんはどう見てもアスペです。本当にありがとうございました。
その番頭さんに振り回されてイライラしている旦那がまたおかしい。

正太郎さんの二席めは正統派の古典を。
善吉がいわゆる落語の田舎弁ではなく「泣くなし」とか「喧嘩するなし」とか「~し」ってのは本物の甲州弁っぽい。
……正太郎さん歌あまり得意じゃない? 売り声がなんか不自然なような……。
善吉がお花との縁談を断ると思い込んだお父つぁんのキレっぷりがおかしい。

終演後はなかの芸能小劇場に行ったときの恒例の高円寺のタイ料理屋に。
いつもはグリーンカレーなのだが、今日はカオマンガイにしてみる。
タイ料理は全般好きなんだけど、一番好きなのはタイカレーなのでどうしても毎回タイカレーを頼んでしまう。タイに行ったときは3食タイ料理だからいろいろ頼めるんだけど、日本だとそうもいかないしね。
うん、やっぱりカオマンガイ美味しい。……美味しいんだけどやっぱりタイカレーに気が残る。
今度朝飯抜いて昼に2種類食ってやろうかな。
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