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春のらくご長屋 扇辰春の独演会 [落語]

春のらくご長屋 扇辰春の独演会
於:中野 なかの芸能小劇場

三遊亭じゃんけん『子ほめ』
入船亭扇辰『蒟蒻問答』
入船亭扇辰『甲府い』

いつも兼好師の朝の落語会を開催しているオフィス主催の扇辰師の会。
扇辰師は初だそうだ。

前座はなぜかじゃんけんさん。
兼好師は扇辰師とは何度も二人会をやってるし仲はいいのだろうけど、協会も違うのに前座の貸し借りとかするのだろうか。
それとも今日は朝からなかの芸能小劇場で5公演あるそうだから、すべての公演で前座仕事をしているのかもしれない。
今日も前半部は快調に飛ばしているものの、後半の子どもを褒める場面で噛み噛みに。惜しいなあ。

扇辰師の一席め、昨日は博多で三K辰文舎の公演があったそうで、今日はお疲れなんだそうだ。
博多で泊まるときはいつも同じホテルで、朝食が4種類選べるのがお気に入りなのだそうだ。
扇辰師はいつも和定食で、「『今日の焼き魚はいわし明太ですがよろしいですか』って聞くんだけど、それ以外の時がねえんだ。だったら聞くなって。でもアレは美味いねえ。下品だけど。だって頭落として腹裂いて、で他人の卵塗られるんだよ。気の毒だよねえ」。いわし明太って食ったことないけど美味そう。とはいえ東京で見たことない気がするんだけど。九州料理屋とか行けばあるのだろうか。
地方つながりで『蒟蒻問答』に。
なんかしらないけど最近この噺を聴くとすごく眠くなる。誰であっても。
特に親分が大和尚に扮する描写のところが。なんでかなあ。
融通が効かなそうな沙弥托善の堅い感じがいい。

二席め、定番の噺の導入である縁の話から。「うちにもカミさんがいるけど、気が合わねえんだ。カミさんは山梨で私は新潟。武田と上杉だからねえ」と自然に甲州の話題を出して『甲府い』に入る。
こっちもまたお固そうな善公がいい。
コブシの効いた売り声もさすが。

ところでいつもなかの芸能小劇場のときには近くの駐輪場にバイクを停めている。今度バイクの駐禁がゆるくなるそうだけど、いつからなんだろう。なんかちゃんと基準教えてくれないと路上に置きづらいなあ……。まあここの駐輪場は安いからいいんだけど。
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