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両国寄席 平成三十年 二月一日 [落語]

両国寄席 平成三十年 二月一日
於:お江戸両国亭

三遊亭鳳志『大安売り』
ニックス 漫才
三遊亭兼好『締め込み』

半端なく寒い。
さすがに兼好師がトリといえどいつもより入りは少なめか。

兼好師、いつものように犯罪都市足立区の話から泥棒の噺に。
何度も書くようだが、亭主が風呂敷を前におかみさんを問い詰める場面はもはや名人芸ではなかろうか。
「間男されている」という思い込みでかなりダメージをくらい、怒りと悔しさと哀しみが絶妙にブレンドされた口調は本当に見事。それがいつしか哀しみの割合が高くなっていって泣き出す一歩手前というか半泣き、というグラデーションは何度聴いてもおかしい。
泥棒が出てきたときも「本当に間男じゃねえんだな!? ……じゃあいいよ!」と満面の笑みなのもたまらない。どれだけ惚れてんだ。

久しぶりに早めに会社を上がったのでどっか飲みにでも行きたいところだが、雪が降りだす前に帰る。

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