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新宿末廣亭 平成二十九年十二月中席 昼の部 12月18日 [落語]

新宿末廣亭 平成二十九年十二月中席 昼の部 12月18日
於:新宿末廣亭

桂小文治『手紙無筆』
三遊亭兼好『高砂や』
宮田陽・昇 漫才
山遊亭金太郎『替わり目』
三遊亭金遊『開帳の雪隠』
宮田章司 売り声
三遊亭遊三『子ほめ』
昔々亭桃之助『生徒の作文』
東京ボーイズ 音曲漫談
三笑亭可龍『宗論』
三遊亭遊吉『粗忽の釘』
ボンボンブラザーズ 曲芸
三遊亭遊馬『抜け雀』

遊馬師が主任の席に兼好師が出る?
この組み合わせが日本で一番好きなのは俺だ! ということは今日の芝居は俺のためと言っても過言ではない(かもしれない)。
というわけで最近ずっと休出していたのでその代休として今日は午後休を取り、仕事帰りに末廣亭へ。
本当は千秋楽の20日も兼好師でそっちも行きたいんだけど、ちょっとそっちは無理そう……。

平日月曜の昼席、さらに言っちゃ悪いが笑点クラスの超有名人が出てるわけでもなし、空いてるだろと思っていたらほぼ満席。
チケットを買ってるときに通りすがりの人が連れに「ここは寄席だよ、平日の昼間に落語入るとかありえない」とか言っててうっせーばーかと思っていたのだが、まったく平日の昼間になんでこれだけ入っているのか。

兼好師はアウェー(?)だろうがなんだろうがいつもと変わらない。
一応圓楽一門(というか兼好師)は客を呼べるんだぞということを末廣亭にアピールするために人生二度めの「待ってました!」の声を掛ける。
まあ来たばかりで全然待っちゃいないんだけど。というか浅い出番の人に「待ってました」とか声掛けていいのかしら。余計なお世話だったりするのだろうか。
噺家に聞いてみたところで本当のことは教えてくれない気がする。
いつものように皇室ネタや結婚式の父親ネタでたっぷりとマクラで爆笑をさらっておいて『高砂や』に入る。
いやあやっぱり面白いですなあ。
大家さんの留守に勝手に入り込んで好き勝手やってる八っつぁんも面白いしそれを容認している大家さんもおかしい。

兼好師に声を掛けといて遊馬師に声を掛けないというのは法としてないので、人生三度目の「待ってました!」を遊馬師に掛ける。
普段私が遊馬師を聴くときは勉強会とか独演会とかなので、他の人と一緒に出ているところを聴くことがあまりない。
なので改めて遊馬師と他の噺家と比べられる機会となった。
いつも遊馬師が他の人と一緒にやっているのを見るのはGWの日本橋亭で、兼好師や一之輔師、三三師という若手エース級に囲まれているところしか見ていない。
でもってそんな人達と一緒だとあまり目立たないが、やっぱり遊馬師上手いわ。
いや上手いのはもちろん知ってるんだけど、他の人と直で比べるとその違いがよく分かる。
声はいいし、なんというかこう語り口調に落ち着きがあって説得力がある。
今日はそんなことを再認識できたのが最大の収穫かな。
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