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なかのらくご長屋 兼好毎月連続独演会 29年8月 [落語]

なかのらくご長屋 兼好毎月連続独演会 29年8月
於:中野 なかの芸能小劇場

三遊亭じゃんけん『ずっこけ』
三遊亭けん玉『ぞろぞろ』
三遊亭兼好『日和違い』
三遊亭兼好『ねずみ』

かなり空模様が怪しいけれどもバイクで強行。
だいぶ涼しくて肌寒いくらい。変な天気。今年の夏はずっとぐずぐずしててイライラする。
夏なんだからスカッと晴れろよ! 直射日光で暑いのは好きだけど、蒸し暑いだけなのは勘弁してほしい。

じゃんけんさん、『居酒屋』かと思ったら『ずっこけ』。珍しい噺というかほとんど聴いたことがない。
「酔っ払いはしょうがねーなー」という噺で、落語はこういうの多い。やっぱり昔から日本は酔っ払いに甘かったのか。
特にストーリーらしいストーリーもなく、盛り上がるところも特にないんだけど、このダラダラ感がいかにも落語っぽくていい。
じゃんけんさんの酔っ払いはまだちょっとおとなしめかな。もっと大袈裟でも面白いんじゃないかとも思う。

けん玉さんの『ぞろぞろ』は初めてだけれども、これも面白い。けん玉さん最近初めて聴くネタが増えたが、それがことごとく面白い。
なんかお爺さんのキャラが三三師っぽい。飄々としてるけどなんかどっかクサいというか。
今日も茶店の親爺のすっとぼけっぷりがいい感じ。

兼好師の一席め、やはりハッキリしない天気について触れる。
とはいえ日本の天気予報は的中率が85%以上だそうで、それは驚異的なことなのだとか。
「だってほら、日本てこんな形でしょ」と左腕を斜め上、右腕を斜め下に出し、首を傾げて横っ座り(落語的には「よこっつわり」か?)になって日本列島を表現する。「さらにほら、その中央は山なんですよ!」と口を尖らせて表現する。うん、日本列島には見えないけど面白いのだけは伝わった。
『日和違い』は初めて聴く噺。
タイトルは知っていて一度聴いてみたいと思っていたが、中身はまるで知らなかった。
雨に降られた男の、雨具がわりに俵を被る仕草の表現が細かくておかしい。

二席めの『ねずみ』は相変わらずのクオリティ。
やはり生駒屋のキャラがいい。
生駒屋が出てくるだけで空気がガラリと変わる。

今日はこれから母の実家の岩手へ。
猫もいるし1泊しかできないけれども。
それにしてもなぜ新幹線ホームの売店のビールはいつも温いのか。
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