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上野鈴本演芸場 平成二十九年七月上席 夜の部 七月二日 [落語]

上野鈴本演芸場 平成二十九年七月上席 夜の部 七月二日
於:鈴本演芸場

三遊亭わん丈『蝦蟇の油』
ダーク広和 奇術
柳亭燕路『もぐら泥』
鈴々舎馬るこ『大安売り』
ホンキートンク 漫才
林家彦いち『長島の満月』
古今亭文菊『短命』
ぺぺ桜井 ギター漫談
入船亭扇遊『浮世床』
丸一鏡味仙三郎社中 太神楽
三遊亭天どん『つゆ待ち傘』

わん丈さんの『蝦蟇の油』、素晴らしかった。二ツ目なりたてとは思えないくらい。

馬るこさん、真打昇進後初めて聴く。……また太った?

ホンキートンクも安定の面白さ。

彦いち師、CDで聴いていた『長島の満月』を生で聴けて嬉しい。

文菊師、久しぶりに聴くけどやっぱり上手いねえ。真打昇進直後あたりはその上手さが鼻についたんだけど。

扇遊師、さすが入船亭。端正ですなあ。

天どん師、以前秋に『あき待ち傘』として自分で改作した噺の元の噺。ようやくオリジナルを聴けた。
普段よく演る天どん師のドタバタ新作もいいが、こういうしっとりとした噺もまたいい。
浪人者の傘張り侍の佇まいがいい。

……とまあ一応いいところを挙げていったのだが。
客のひとりが最悪だった。
とにかく舞台の芸人に向かって喋る喋る。
ジジイてめえんちのリビングでテレビ見てるんじゃねえぞ。
わん丈さんも「よく喋るなあ……」と戸惑い気味だったのだが……。
正直あれダーク広和先生がいじって、声掛けらるのを喜んだふりしたのがよくなかったと思う。
それで「芸人に話しかけていいんだ」って思い込んじゃなかろうか。
燕路師が「仕事をしているのは私ですから」とかやんわり注意しても全然通じていない。
ホンキートンクもネタの途中で邪魔されてかなり調子を狂わされていた。
仲入りのときに異例の「上演中の私語は他のお客様のご迷惑になりますのでお控えください」とアナウンスがあったが、あれ多分本人に伝わってねーぞ。
芸人は調子狂わされるしこっちもそのジジイが気になるし、もう最悪。正直今日は金返して欲しい。
あれはマナー違反どころのレベルじゃねえよ。
芸人にいわせるんじゃなくて、鈴本の支配人とかがちゃんと本人に伝えて黙らせるとか帰ってもらうとかしないと。
来週リベンジかなあ。
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コメント 2

あべし

お久しぶりです。

とんだ災難でしたね。
多少、マナーの悪いお客さんでも
席が少々離れてれば大丈夫という場合もありますが、
今回は会場全体が壊された感がありますね。

噂では、最近の寄席は凄い混雑するという話しを
聞いてましたので、私は行くのを躊躇してしまいます。

その日は、たぶんニアミスしてました。
夕方の黒門亭で小んぶさんの勉強会に行ってました。

普段聞き慣れた演目でも、小んぶが演じると
目立たない程度の変化球を投げてきてくれるので、
新鮮に聞けて面白いです。

オープニングのマクラといいますか、フリートークも面白いですよ。
by あべし (2017-07-04 01:13) 

Macky

>あべしさん

お久しぶりです。
今回はちょっとひどかったですね……。
なんだろ、寄席の「親しみやすさ」を勘違いしたって感じなんでしょうか。
天どん師匠のトリのときはいつも混んでいるのですが、この日は割と余裕がありましたよ。

小んぶさんは多分聴いたことがないですね……。
今はこれ以上追っかける人を増やす余裕はありませんが、機会があったら聴いてみたいと思います。
by Macky (2017-07-08 02:59) 

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