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鈴本早朝寄席 平成二十九年四月二十三日 [落語]

鈴本早朝寄席
於:鈴本演芸場

春風亭一蔵『鷺とり』
春風亭朝之助『強情灸』
三遊亭歌太郎『宮戸川』
柳亭市童『天災』

朝洗濯などをしていたらかなりギリギリになってしまった。
もぎりで歌太郎さんに木戸を払うと、既に出囃子がなっており一蔵さんが話し始めていた。「趣味はダイエット、特技リバウンド」には間に合ったからギリギリセーフ。

一蔵さん、先日行ったという教習所での営業の話をマクラに。……その教習所、俺が合宿で免許取りに行ったところじゃないかなあ……。
噺は何度か聴いた『鷺とり』。
鷺に飛ばされた先が浅草ではなく牛久沼までという「稀勢の里バージョン」。
オチを何パターンか用意してあるっぽい。

朝之助さん、しばらく見ないうちにだいぶ髪が伸びた。
別に嫌じゃないんだけど、やっぱりなんか特徴のある語り口だなあ。

歌太郎さん、名古屋の大須演芸場に4月頭に出たのだが、そこでは香盤が一番下だったので楽屋働をしなければならなかったという。
昼食も食べに出られず、いつも微妙な弁当ばかりだったそう。
林家あずみさんもいたのだが、彼女は色物なので香盤は下でも楽屋働はしなくていいそうだ。
で、彼女は外に美味しいものを食べに行くという。その日もエビフライサンドの美味しい店に行くというので、わざとらしく「気にしないでいいんだよ」と言外に(なんか買ってこい、たいめい軒でこないだ奢ってやったろ)と含ませて言ったところ、本当に何も買ってこなかったという。
「『わかるだろ』ってのがあるじゃないですか」といいながら、叔父さんがわかり過ぎてしまう噺の『宮戸川』に入る。
半七とお花が締め出しを親から食っている場面から始まるのは初めて聴いた。『六尺棒』かと思った。

市童さん、一蔵さんの言によれば、出番順はじゃんけんで決めているらしく一番負けが開口一番、次がトリ、二番め、三番めの順に大体なるのだそうだ。今日は一蔵さんが最初に負けたので一番手だったのだが、市童さんはじゃんけんではなくて単純に寝坊して間に合わなかったからトリなのだそうだ。
そんなトラブルもあって自身では「慌ててる」とのことだったが、落ち着いた高座だった。

帰り際、一蔵さんと会ったので少し話す。
最近ご無沙汰しちゃってて申し訳ない。
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