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池袋演芸場 三月中席 三月十一日 [落語]

池袋演芸場 三月中席 三月十一日
於:池袋演芸場

昼席
林家正楽 紙切り
柳亭左龍『甲府い』

夜席
入船亭辰のこ『狸札』
三遊亭粋歌『コンビニ参観』
入船亭扇蔵『親子酒』
青空一風・千風 漫才
橘家圓十郎『饅頭こわい』
古今亭菊太楼『粗忽の釘』
林家楽一 紙切り
五明楼玉の輔『財前五郎』
入船亭扇辰『千早振る』
春風亭朝也『やかんなめ』
柳家小満ん『悋気の火の玉』
ストレート松浦 ジャグリング
三遊亭天どん『百年目』

池袋演芸場の定席に行くときの定番、立教大学近くのランチハウスでチキンカツ定食を食べてから寄席へ行く。……23時現在全然腹が減らない。油すげえ。

左龍師、善公の純朴な感じがいい。

扇蔵師、なぜかいつも酒がらみの噺にあたる。

圓十郎師、饅頭こわいと言い張る男が愛嬌があって憎めない。オチもひとひねりあり。

菊太楼師、かみさんとの馴れ初めを語る場面がシモネタ入ってていかにも寄席っぽい。軽くていかにも江戸っ子っぽい。

今回の芝居は交互出演が多く、さらに今日は出演者も驚くほど代演が多かった。扇辰師も交互だったのだが、当たって嬉しい。
玉の輔師が短めだったからか、割と長めでがっつりと聴けた。

朝也さん、最近私にとっては「自動やかんなめ再生マシーン」になっている。面白いからいいんだけどさ。そんなこともあるんだな。
二ツ目で聴くのはこれが最後かな。

ストレート松浦先生、「今日は天どん師匠のためにやります」とのこと。なんのこっちゃと思っていたら、お手玉を5分やって終わり。なるほど、天どん師の時間をたっぷりとるために短くしたのね。

天どん師、今日はやるネタを決めてきたのだろう、恒例のアンケートもなく、マクラから実にスムーズに噺に入る。あまりのスムーズっぷりに自身が驚いていた。
真打披露興行でも掛けていた『百年目』。ちょうど時期だしね。
旦那に豪遊しているところがバレ、暇を出されるかどうかを苦悩している番頭の姿がおかしくも哀愁を感じる。

久しぶりに定席をまるまる一本聴いた。尻痛い……。


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