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團暖会 [落語]

團暖会
於:赤坂 ドイツ文化会館

桂伸力『新聞記事』
三遊亭日るね『権助魚』
三遊亭兼好『壺算』
マギー司郎 マジック
桂右團治『芝浜』

芸協のHPなどでは前売りも当日も同じ値段が書いてあったのだが、実際には500円高くなっていた。
まあそれはいいんだけど、前売りだと安いってのも変な制度つーか。数が限られていない商品とかなら、安く予約とってフル回転でたくさん生産して薄利多売、ってのはわかるんだけど、特に席数が限られているハコの場合、予約してもしてなくてもMaxは変わらないわけで。だったら売れ残りである当日券はもっと安くてもいいんじゃなかろうか。飛行機だってフライト直前だと安くなったりするし。
以前兼好師も似たことを言っていて、なので師が主催の会は前売りも当日も値段が変わらない(と言ってた気がする)。
それに最近ではプレイガイドを使うとシステム利用料やら発券手数料やらいろいろかかって、結局当日券と値段が変わらない、下手すりゃ当日券より高くなるということもあって、なーんか納得いかない。

日るねさん、初めてだけど本人のブログを見ると相当の猫好きのようで、それだけで親近感が湧く。
ふわふわーとしたマクラの話し方でこの人大丈夫か? と少し不安になるも、噺に入るとシャキシャキ話す。
権助はややぼーっとした感じだが、お内儀さんはいかにもという感じがする。やはり女性はこういうところが自然だ。

兼好師、会場がドイツ文化会館ということで、以前に行ったヨーロッパ公演の話などをマクラに。
兼好師の『壺算』はちょうど一年ぶり。
やっぱり何回聴いても面白い。
ひとりでどんどんパニックに陥っていく番頭がおかしくて仕方ない。
ちょっと冷静に考えればすぐにわかるはずなのに、兄貴分にわーっと畳み掛けられて「あ、はい」と押し切られる様がなんとも気の毒。

マギー司郎先生、相変わらずというか、いつ見てもテレビで見るのとまったく変わらない。
高座でも言っていたが、あれが本当に素なのかもしれない。
気負いもせず、純粋に楽しめる。

右團治師、日るねさんと同じくおかみさんはすごく自然で真に迫っている。
その分やや熊五郎が軽いか。

結構な広さの会場だが、ほぼ埋まっていた。
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