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三遊落語祭 昼の部 [落語]

三遊落語祭 昼の部 平成28年7月31日余一会
於:浅草演芸ホール

三遊亭はち好『牛ほめ』
三遊亭わん丈『國隠し』
三遊亭ふう丈『新作(ボケ防止5箇条)』
三遊亭兼好『高砂や』

圓楽一門と円丈一門が集まった落語祭。
なのはいいんだけど、まあぶっちゃけ玉石混交感がすごい。

昼の部と夜の部があるのだが、なんで兼好師をトップバッターにするかなあ。
昼の部には白鳥師や円楽師以外の四天王、円丈師も出演するが、終わりにまとめて。最初と最後に人気者をまとめて……という思惑なんだろうけどさあ……。
ちなみに夜の部には天どん師と萬橘師も出るんだけど、今日は昼夜入替なので粘るわけにもいかない。
なので思い切って兼好師を聴いて出てくる。ちょっと高かったとは思うが、白鳥師や円丈師に至るまでが苦痛になってしまう可能性が非常に高いし、白鳥師や円丈師にしても正直そこまでして聴きたい、ってほどのファンでもないし……。
このチケットは先日の兼好師匠の独演会のときに買ったのだが、それを見ていた知り合いに「買わないの?」と聞いたところ、「だってわん丈兼好しか聴く人いないんだもの」とそれはそれはストレートなお答え。あーあ言っちゃった。

前座のはち好さんは好楽師の八番目のお弟子さん。で見事なスキンヘッド。
「入門5か月め、噺はフレッシュ頭はフラーーーーーーッシュ」。前座のうちにキャラ作っちゃうと後で大変そうだなあと余計なお世話なことを考える。

わん丈さん、出身である滋賀県は京都と名古屋の大都市圏に挟まれた特殊な地域であると言って噺に入る。
「実家が京都の東の方」といいながら実際は滋賀県の西という夫と、「実家が東京」といいながら実際は埼玉県の志木という妻のどちらの実家に夏休みに遊びに行くかを息子にプレゼンするというもの。
私も越谷という微妙に東京に近い埼玉出身なので、この噺のふたりの気持ちはよくわかる。
こういう人の微妙なところを突く噺を作れるってすごいな。ホントに二ツ目になったばかり!?

兼好師、前のふたりが若手らしく声を張るのに対して、大きな声ではなくとも明るく軽やかに話し始めて場を落ち着かせる。
やはりこういうところは上手いなあと思う。
あまり「とーふぃー」を引っ張らず、寄席サイズで綺麗にまとめた印象。
メリハリをつけて要所要所で爆笑をとっており、さすがの一席。

雨が急に降ったり晴れたりの変な天気の中をバイクで帰って選挙に行く。
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