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なかの 汗だくらくご長屋 兼好連続独演会第一回 [落語]

なかの 汗だくらくご長屋 兼好連続独演会第一回
於:中野 なかの芸能小劇場

三遊亭じゃんけん『元犬』
三遊亭けん玉『強情灸』
三遊亭兼好『蛇含草』
三遊亭兼好『青菜』

朝10時からの早い会。
いつもなかの芸能小劇場には30分強で着いているのでそのつもりで家を出たら、朝の環七って混んでんのね。かなりギリギリに到着。

じゃんけんさん、プログラムには名前がなかったが特別(?)出演。持ち時間がないらしく、挨拶も自己紹介もなく噺に入る。
さらにシロが人間になった後、上総屋にも行かずに裸のままご隠居の家に行くという力業を駆使して時間を稼ぐ。
仲入りの時に聞いたら持ち時間が5分だったという。そこで小噺に逃げずにちゃんと一席演りきったのはえらい。まあかなりの早巻きでほぼダイジェスト版のような噺だったが、これはこれで面白かった。
それにしても「ん?」とか「は、はい?」とか細かいところが兼好師を感じる。けん玉さんも似てたもんなー。

続いてけん玉さん、「まさか自己紹介もしないとは……」とじゃんけんさんを紹介する。
やっぱり比べてみるとけん玉さんはだいぶ余裕がある感じ。噺もこなれてきているように思う。

兼好師の一席め、噺家は朝に弱いと思われがちだが、自分はいつも6時半に起きるので特に問題はないという。ただ、いつも起きてラジオ体操をして朝食を食べて新聞を読んだりしているうちに眠くなってくるのが10時だそうだ。「今日は寝ながら演ります」。
『蛇含草』ってそういえば夏の噺か。
相変わらず手の中に餅が見えるよう。餅の曲食いの場面では何度も中手が入る。餅を伸ばす仕草といい食べる仕草といい、上手いなあ。

二席め、兼好師がクーラーが嫌いなので寝る時にはつけないのだが、おかみさんは暑いらしく、ゴザを持って家の中の涼しい場所を探して移動しながら寝ているらしい。「家の中に夜鷹がいるようだ」などと悪いことをいう。
「昔は夏を涼しく過ごすための工夫をしていた」と噺に入る。『青菜』は今年2回め。
この植木屋のおかみさんが強烈で楽しいのだが、そのおかみさんが「(隠し言葉を披露したら)周りから見直されるぞ」と言われただけでコロッとその案に乗っかるのがおかしい。

会が終わってもまだ午前中。一日が長く使えて、朝早い落語会もいいかも。
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