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第四十二回 一蔵ひとりの会 [落語]

第四十二回 一蔵ひとりの会
於:神保町 らくごカフェ

春風亭一蔵『短命』『岸柳島』『大山詣り』

稲村ヶ崎かららくごカフェへ。
2時間ちょっとで到着する。
今日はなんだか長い乗っているという感じがしない。まあルートの半分くらいは知ってる道を通ってるからというのもあるかもしれない。
いつもなら必ずどっかで道に迷ったり間違えたりするのだが、今日はほとんどなし。基本国道1号を行けばいいだけだし。

らくごカフェにはいい塩梅に開演20分前くらいに着く。

一席め、マクラで「こないだ行った、芸歴10年で最悪の仕事」について語る。
よっぽど腹に据えかねていたのか、ものすごい声の張り方。まあ実際一蔵さんの話す通りであれば、そりゃひどいわ。
打ち上げで世話人に「来年は落語家呼ばない方がいいですよ」と言った一蔵さんも一蔵さんだが、「呼びません」と答えた世話人も世話人だなあ。
さて噺はすでに何度も聞いているのだが、なんだろう、多分わざとだとは思うのだがものすごくわざとらしいというか、大げさというか、クサいというか……。
んー知り合いで落語をやる有名声優がいるのだが、なんかその人が演ってる落語っぽいというか。なんかアニメにも通ずるわざとらしさというか。
一蔵さんのキャラに合っているとは思うが、やややり過ぎの感は否めない。ただ、子どもとか、落語を初めて聴くという人にはすごくウケると思う。

二席め、袴をつけて『岸柳島』に。
傍若無人な若侍も似合っているが、やっぱり無責任にぱーぱー言っている町民たちの姿がおかしい。
若侍に声をかける屑屋は、大抵の場合腰が低いかおずおずという感じが強いのだが、結構図々しい感じでグイグイくるのは初めて聴く。

三席め、先月はあまり忙しくなく、4連休が2回あったので久しぶりに一人旅に出てみたとのこと。
母親から車を借り、向かったところは蒲郡の競艇場。
贔屓の選手が出場しているらしく、開会式に花束も送ったとか。贔屓の選手には数十万単位で稼がせてもらったものの、4日間競艇場に通い続けるための軍資金を作るために鉄板レースに有り金を突っ込んだところ……といういかにも勝負師らしいエピソードを語る。
噺に入って熊はかなりの乱暴者。兼好師のようにかわいげがあるところもなく、結構な悪人。この形誰か他でも聴いたことがあったような……一之輔師だったかな。
それにしてもこのキャラもまた一蔵さんに合ってるんだよなあ。
そういや今日は熊と同じルートで東京まで戻ってきたんだっけ。なんとなくタイムリー感。
タグ:春風亭一蔵
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