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高縄手落語会 平成二十八年三月二十一日 [落語]

高縄手落語会 平成二十八年三月二十一日
於:白金高輪 港区高輪区民センター

三遊亭鳳月『看板の一』
桂宮治『子別れ(下)』
三遊亭楽しい『黄金の大黒』 踊り『茄子と南瓜』
桂宮治『天災』

昼は母と兄と姪っ子二人と父親の墓参りに。
そのときに兄貴が義父から貰ったニコンのオールドレンズを借りる。兄貴はCanon派だし。
昔の非Aiレンズだが、そこはホラ、オールドレンズが唯一使えるDfですから! ふふふ。
操作もちょっとひと手間……いやふた手間だな。まずカメラにレンズの情報を登録して絞りリングで絞りを決め、その値を通常のようにサブコマンドダイヤルでカメラに入力しなければならない。
もちろんピントもマニュアルだし、慣れるまで明るすぎたり暗すぎたりピンが合わなかったりと結構大変。……けどその試行錯誤が面白い。
まだ人に見せられるような写真は撮れていないので(これまでそんな写真があったかはさておき)、なんかいい(と自分で思った)のが撮れたらいずれ。

さて実家から一度戻ってバイクで会場まで。
この会は以前はつばなれしてないことも何度かあったのだが、今回はもう少し多め。

まずは鳳月さん、明るくハッキリした話し方で聴きやすい。
メリハリもある。
まだ入門して1年だそうだ。

宮治さんの一席め、小学校に学校寄席で行った折、生徒用の個室で用を足していたら休み時間になってしまい、生徒が入ってきたという。私が小学生の頃は学校のトイレで大をするというのは大変な罪であり、宮治さんの世代でも囃されるくらいはあったらしい。ヤバいと思ったらしいが今は教育の賜物かそのようなことはなく、むしろあっけらかんと「おれウ○コしてくる」という子もいるそうだ。で、それで個室が足りなくなってしまい、大人なのに単に会場の教室から近いからというだけで生徒用のトイレに入った宮治さんは出るに出られず……というマクラから子どもの噺へ入る。
親子の情、特に父親の子どもに対する思いがじんわりとにじみ出てくるような一席。

仲入りを挟んでまた前座が出てくるのがこの会の特徴で、割と前座噺っぽくないものをかけるのもまた特徴か。
楽しいさんは来月から二ツ目に昇進するとのこと。
会が終わった後に名前は変えるのかと聞いたところ「楽八」に変わるとのこと。
なんか入門したての頃からコンスタントに聴いているが、どんどん上手になっていく様子を見れて嬉しい。
兼好師っぽい『黄金の大黒』かな? いやこんなことは言ったことないな、いやでもコレは兼好師の仕草じゃね? などといろいろ雑念が入る。
楽しいさんの高座は明るく爽やかさがあるのでよいですね。
噺の後に披露した踊りもキビキビしていて好印象。

宮治さんの二席め、この会場は次の間が控室なので逃げ場がなくてトイレにもいけない、いま微妙にお腹が痛くてさっきのマクラがリアルになってきている、とのこと。
腹が痛いのを忘れようとしているのか、噺がやたらハイテンションでおかしい。
特に「ひろーい原なか、雨が降ってきたらどうなさる?」と聞かれたときに「向こうから乙な年増がやってきて」とそこから妄想を繰り広げるのはかなり爆笑。ここをそんなに掘り下げる人は初めて聴いた。

帰り、日が落ちた途端に寒いのなんの。油断してヒートテックなしでもいいかと一瞬考えたが、念のため着といてよかったー。
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