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調布あらぱん亭 Vol.99 [落語]

調布あらぱん亭 Vol.99
於:調布 アラパンス

三遊亭けん玉『十徳』
柳亭市江『権兵衛狸』
三遊亭兼好『辰巳の辻占』
三遊亭兼好『茶の湯』

案の定というかものすごい二日酔い。うーーー。
これバイク乗ったら酒気帯びとかになるんじゃないかということと、去年も同じ時期にあったときにバイクできたらその後熱を出したことを思い出しておとなしく電車でくる。

けん玉さん、相変わらず元気よく。
この噺もいかにも兼好師っぽい表情をする。

市江さんは飛び入り。というか兼好師に稽古のお願いにきたら「高座に出ていきな」といわれ、なぜか着物も持っていたので、とのこと。
兼好師に「市馬師匠の弟子なんだから柳家の本流なんでしょうが、雰囲気や稼ぎはこっち(圓楽党)っぽい」といわれていた。なんとなくわかる。

兼好師の一席め、『辰巳の辻占』は兼好師では初めて聴いた。
叔父さんにおたまからきた手紙を見せるのだが、その内容が露骨に金目当てなのがおかしい。
「酒の上で友だちを殺した」という理由ではなく、「叔父さんが金を渡してくれないから心中しよう」というもので、この形は初めて。こないだ聴いた好楽師の形とも違うし、誰の形なんだろう。
巻きせんべいに入っている辻占を「これにおたまの本当の気持ちが表れている」と見てみたら、徹底的に金のことしか出てこないのもおかしい。

二席め、マクラで「趣味となるものがない」と。以前ギターをやってみようとしたのだが、手のサイズがギターのブリッジと合わないらしく、挫折する人が多いFではなく、Gで挫折したらしい。Gて。多分一番簡単なコードじゃないかなあ。今はウクレレに挑戦中だそうだ。
で、「趣味の世界で行き着くところは茶の湯だ」ということで『茶の湯』に入る。
兼好師の『茶の湯』は定吉に追い詰められて始めざるをえなくなるというのがおかしい。この定吉は三軒長屋の豆腐屋たちを巻き込んだり、なかなかの腹黒。
三軒長屋のドタバタも入り、たっぷりの一席だった。

打ち上げには出席せず。東中野で映画を観ようと思ったのだが、満席で立ち見だというので次の機会に。
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