第2回 三遊亭兼好 噺の会 [落語]
第2回 三遊亭兼好 噺の会
於:浅草 ことぶ季亭
三遊亭けん玉『饅頭こわい』
三遊亭兼好『粗忽の釘』
岡大介 カンカラ三線
三遊亭兼好『夢金』
昨年に引き続き、この会にて今年の落語納め。
知り合いが主催なので、多少手伝いをする。ギッチリと満席。
けん玉さん、開演前に会ったときから精彩を欠き、元気がない。
大丈夫かと聞いても大丈夫と答えるが、どうやら連日の飲み会がこたえているらしい。お疲れ様です。今日も打ち上げあるけどね。
けん玉さんの『饅頭こわい』は初めて。
兼好師に教わった噺だというが、さほどいつものような「兼好風」ではない感じ。とはいえ突っ込むときの目の剥き方とかはそれっぽい。
やっぱりどこか元気がなく、いつものような勢いが控えめ。
兼好師の一席め、『粗忽の釘』は相変わらず尻に敷かれっぷりが楽しい。
引っ越しの場面はないのだが、タンスを担いで泣きながら歩きまわったという説明があり、「俺泣いたろう? 泣いた後の一服はうめえんだよ」とタバコを吸おうとするのがおかしい。
岡さん、カンカラ三線とは初めて。
『骨まで愛して』などの昭和歌謡と、明治大正の演歌を。
演歌といってもサブちゃんみたいなものではなく、主義主張の「演」説を「歌」にしたという本来の意味の演歌。これも初めて聴く。
兼好師の二席めはネタ出しの『夢金』。兼好師のは4年ぶりくらいに聴く。
ネタの相談をしているところにも同席していたのだが、結構渋っていたような。
あまり明るい噺でもないからか。
とはいいながらちゃんと要所要所で笑いをとるのはさすが。
オチは通常の「静かにしろい」からもう二ひねりくらいしていて、若干ホラーチックになったり。
会場の隣の隣の店で打ち上げ。
おでんが大変美味しい。
二次会にも兼好師、岡さん、けん玉さんが付き合ってくれ、都合5時間くらい呑む。
兼好師はその後別の飲み会へ。すごいな……。
さてこれにて本年の落語締め。
今年一年で聴いた高座を集計する。
色物を入れて538席。なんと去年とまったく同じ。
ただし今年は落語470席、色物・その他68席で、その割合は異なっている。
今年は結構寄席行ったから色物が多いのかな。
10席以上聴いた噺家順は以下。
1.三遊亭兼好:52席(36会)
2.春風亭一蔵:33席(14会)
3.三遊亭遊馬:31席(13会)
4.入船亭小辰:24席(15会)
5.春風亭一之輔:19席(15会)
6.三遊亭天どん:18席(13会)
7.三遊亭萬橘:17席(13会)
7.桂宮治:17席(10会)
9.三遊亭けん玉:16席(16会)
顔ぶれはほとんど変わらず。
小辰さんの回数が増えているくらいか。一時期よく行ってたからなあ。
けん玉さんは兼好師の会の前座で出ることが多いから増えるのは必然。まだ「目当て」として会に行ったことはないから本来はノーカンなのかもしれないが。
ネタの回数としては以下。
8回:『金明竹』
7回:『たらちね』『狸札』
6回:『親子酒』『明烏』
5回:『お菊の皿』『禁酒番屋』『甲府い』『雑俳』『初天神』『真田小僧』『船徳』
結構同じ人で同じネタを聴いているので重複が多い。
今年はなんと毎年あれだけ聴いていた『子ほめ』が1回!
『山崎屋』よりもレアネタになってしまった。
前座噺にも流行り廃りがあるのかめぐり合わせか。
来年もいい落語に出会えますように。
於:浅草 ことぶ季亭
三遊亭けん玉『饅頭こわい』
三遊亭兼好『粗忽の釘』
岡大介 カンカラ三線
三遊亭兼好『夢金』
昨年に引き続き、この会にて今年の落語納め。
知り合いが主催なので、多少手伝いをする。ギッチリと満席。
けん玉さん、開演前に会ったときから精彩を欠き、元気がない。
大丈夫かと聞いても大丈夫と答えるが、どうやら連日の飲み会がこたえているらしい。お疲れ様です。今日も打ち上げあるけどね。
けん玉さんの『饅頭こわい』は初めて。
兼好師に教わった噺だというが、さほどいつものような「兼好風」ではない感じ。とはいえ突っ込むときの目の剥き方とかはそれっぽい。
やっぱりどこか元気がなく、いつものような勢いが控えめ。
兼好師の一席め、『粗忽の釘』は相変わらず尻に敷かれっぷりが楽しい。
引っ越しの場面はないのだが、タンスを担いで泣きながら歩きまわったという説明があり、「俺泣いたろう? 泣いた後の一服はうめえんだよ」とタバコを吸おうとするのがおかしい。
岡さん、カンカラ三線とは初めて。
『骨まで愛して』などの昭和歌謡と、明治大正の演歌を。
演歌といってもサブちゃんみたいなものではなく、主義主張の「演」説を「歌」にしたという本来の意味の演歌。これも初めて聴く。
兼好師の二席めはネタ出しの『夢金』。兼好師のは4年ぶりくらいに聴く。
ネタの相談をしているところにも同席していたのだが、結構渋っていたような。
あまり明るい噺でもないからか。
とはいいながらちゃんと要所要所で笑いをとるのはさすが。
オチは通常の「静かにしろい」からもう二ひねりくらいしていて、若干ホラーチックになったり。
会場の隣の隣の店で打ち上げ。
おでんが大変美味しい。
二次会にも兼好師、岡さん、けん玉さんが付き合ってくれ、都合5時間くらい呑む。
兼好師はその後別の飲み会へ。すごいな……。
さてこれにて本年の落語締め。
今年一年で聴いた高座を集計する。
色物を入れて538席。なんと去年とまったく同じ。
ただし今年は落語470席、色物・その他68席で、その割合は異なっている。
今年は結構寄席行ったから色物が多いのかな。
10席以上聴いた噺家順は以下。
1.三遊亭兼好:52席(36会)
2.春風亭一蔵:33席(14会)
3.三遊亭遊馬:31席(13会)
4.入船亭小辰:24席(15会)
5.春風亭一之輔:19席(15会)
6.三遊亭天どん:18席(13会)
7.三遊亭萬橘:17席(13会)
7.桂宮治:17席(10会)
9.三遊亭けん玉:16席(16会)
顔ぶれはほとんど変わらず。
小辰さんの回数が増えているくらいか。一時期よく行ってたからなあ。
けん玉さんは兼好師の会の前座で出ることが多いから増えるのは必然。まだ「目当て」として会に行ったことはないから本来はノーカンなのかもしれないが。
ネタの回数としては以下。
8回:『金明竹』
7回:『たらちね』『狸札』
6回:『親子酒』『明烏』
5回:『お菊の皿』『禁酒番屋』『甲府い』『雑俳』『初天神』『真田小僧』『船徳』
結構同じ人で同じネタを聴いているので重複が多い。
今年はなんと毎年あれだけ聴いていた『子ほめ』が1回!
『山崎屋』よりもレアネタになってしまった。
前座噺にも流行り廃りがあるのかめぐり合わせか。
来年もいい落語に出会えますように。
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