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西荻窪らくごライブ 第二十五回宮治展 [落語]

西荻窪らくごライブ 第二十五回宮治展
於:西荻窪 カフェギャラリーK

桂宮治『天災』
立川吉笑『カレンダー』
桂宮治『子別れ(下)』

雨のため久しぶりに電車で。この会はギリギリに行くと高座がまったく見えない席しか残っていないので、早めに行こうと思っていたら1時間早く間違えた。
まー遅れるよりいいか……と駅前のドトールで時間を潰そうと入ったら煙い。まあドトールだし自分も煙草吸ってた頃は喫煙所がわりにしてたしなーと諦める。
それはいいんだけど、オーナーなのか中年のおっちゃんがずっと店内を巡回してて、席を誘導したり席で勉強してる人がいないか見張ってたり、大変にウザい。個人の喫茶店ならともかく、ドトールにそんなサービスいる?

開場してすぐに入ったため、今回は割といい席に座れた。

まずはふたり揃ってご挨拶。あれそんなことしてたっけ。
成金メンバーや小笑さんの話題など。

宮治さんの一席め、ネタおろしの『天災』。
挨拶のときから「やりたくない」とこぼしながらも「こういうときは終わった後の『終わったー』といいながら飲む酒が美味いからやってる」だそうな。
「4箇所ヤバいところがある」といっていたが、紅羅坊名丸の柳の木の説教のあたりでグダグダな感じに。即座に八五郎に「なんだこの野郎グダグダになりやがって」突っ込まれ、「ここが終わればあともう少しだ」「次はもっとうまくやろう」とメタ的に会話を交わす。
このあと堪忍袋のくだりでも同じようなやりとりを繰り返していた。
終わったあとは高座の上で「あー終わったあー」と何度も嘆息。そこまで?

吉笑さん、今度本が出るらしくその作業風景をマクラに。
いつもは古典の世界が舞台の「偽古典」と呼んでいる新作なのだが、今日は現代、それも今日が舞台の噺だという。
小さな島で作ったカレンダーに間違いがあり、実は外界と時間がどんどんズレていたことに気づくという噺。
よくこういう噺思いつくなあ。
面白いんだけど、やっぱりどこかちょっと回りくどい気がする。

宮治さんの二席め、キッチリした印象の『子別れ』。
宮治さん自身に男の子が産まれたからか、熊さんと金坊のやりとりや、おかみさんと金坊との攻防に力が入っていたように思える熱演。

終わってみれば17時過ぎ。三席で2時間以上てすごいな。
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