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第437回花形演芸会 [落語]

第437回花形演芸会
於:国立演芸場

三遊亭遊かり『金明竹』
三遊亭とむ『秘密の質問』
立川吉笑『舌打たず』
山上兄弟 奇術
桂宮治『お見立て』
三遊亭遊雀『堪忍袋』
母心 漫才
三笑亭夢丸『佐野山』

彼女と一緒に久しぶりにタイ料理のランチをしてから会場へ。

遊かりさん、『金明竹』の前半、傘や猫の断りのところまで。これだけだと『骨皮』というらしいが、ネタの貼りだしに『金明竹』とあったので。

吉笑さん、マクラもそうなんだけど、結構長いこと話してても内容的にはほとんど進んでなくて、こういう噺ちょっと苦手。前に宮治さんが演ってるのも聴いたけど、うーん。
最後の方は面白いんだけど、そこに至るまでがダレるなあ。

山上兄弟、大きくなったなあ。親戚のおじさんみたいな感想だけど。
最初は寄席でよくあるロープマジックだったが、次第に大掛かりな仕掛けを使ったイリュージョンを。
体が消えたり、一瞬で兄弟が入れ替わったり。すごいなー。ポカンとするしかない。
あんな派手なイリュージョンが国立演芸場でできるんだ。
最後の最後に決めゼリフの「てじなーにゃ」を。

宮治さん、「今日は400回以上続いた花形演芸会で初! 落語協会いないの! ……皆さん何しにきたの?」と自虐的? な毒舌を吐く。
落語家は芸協多いなとは思っていたが、山上兄弟の父親の北見伸先生も芸協だし、母心は六代目円楽師の事務所だし、で色物含めて落語協会がいないってのはかなり珍しい気がする。
「これからは俺らの時代ですよ! 新人演芸大賞も東京は全員芸協ですから! ……お前は出ないのかって? すいません3年前に優勝しちゃってるんで〜!」とさりげなく? アピールを。
噺はいつものようにパワフルで大騒ぎ。ただ今日は微妙にタイミングを外してた感じで、いつもならここで爆笑なのに、というところでスカすことが何度か。

遊雀師、やはりこの人のメリハリのきいた高座は面白い。
おかみさんの口調が豹変するところなどは何度も聴いて知っているのに笑ってしまう。

母心、カツラなしのスーツ姿だったので歌舞伎漫才ではないのかと思ったらそんなことはなかった。
地の話し方がちょっと爆笑問題っぽい感じ。

夢丸師、真打昇進してからは初めてか。
丁寧な語り口でキッチリと聴かせる。

夜は高校時代の仲間たちと飲み会。
一軒めはややお高い店で、鳥の唐揚げが千円近くし、皆で怯む。結局そこはすぐに出て、いつもの焼鳥屋へ移動して「やっぱりここが一番だな」などといいつつだらだらと。
久しぶりに日本酒を飲んだら結構な酔っ払いに。
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