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末廣深夜寄席 27年8月8日 [落語]

末廣深夜寄席 27年8月8日
於:新宿 末廣亭

春風亭一蔵『夏泥』
柳亭市助『甲府い』
春風亭一左『そば清』
鈴々舎馬るこ『牛ほめ』

帰宅するという彼女と九段下で別れ、単身末広亭へ。
入ると一蔵さんがマクラを始めたところ。ほぼ満席で私の後からもどんどん入ってくる。

一蔵さん、泥棒に入られる男がだいぶ低姿勢で、基本的にですます調を崩さない。なんかここまでくると商人の手代みたいで、江戸っ子の職人っぽくはないかなー。ただ、後半どんどん要求がエスカレートして図々しくなってくると本性が見え隠れするのが面白い。

一蔵さんが終わったところで馬るこさんがお膝送りをしてくれ、私も座ることができた。
が、桟敷の前の椅子席の一番端。ほとんど舞台袖のような角度。
高座はけして見やすいとはいえないが、なんとなーく楽屋の様子がうかがえるのが楽しい。

市助さん、しっとりとまとまった感じ。
もともとそういう噺ではあるが、登場人物すべてが純朴で「いい人」感が強いのは市馬師の影響か。
ちょくちょくメタっぽいくすぐりが入るが、これは私的にはそんなにいらないかなー。

一左さん、耳に残る「どぉーも」。
そば湯に沈んだそばまでも食べるところなんかが芸が細かい。

馬るこさん、これはいわゆる『新牛ほめ』ってやつなのかな? でも終演後に一左さんが「一応『牛ほめ』です」て言ってたしな。
現代版のネタがふんだんに盛り込まれた爆笑噺になっていた。本来あまり現代アレンジは好きではないのだが、なぜか馬るこさんのはあまり気にならないんだよなー。
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