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西荻窪らくごライブ 第二十二回宮治展 [落語]

西荻窪らくごライブ 第二十二回宮治展
於:西荻窪 カフェギャラリーK

桂宮治『権助芝居』
桂宮治『熊の皮』
瀧川鯉八『ぷかぷか』
桂宮治『船徳』

昨日は会社の健康診断。そういや去年も健康診断の次の日に宮治展に来ていた。てことは約1年ぶり。
西荻窪には環七で高円寺まで行って、そこから線路沿いに西へ進む。しかし細い道を通らなければならないので迷いそう。ここらへんで一回確認しとくかーとiPhoneを取り出そうとするも……ない。あれー? 忘れてきた? ……これ辿り着けるかな……。とはいえまあ線路から離れなければいいので、そんなには迷わずに無事到着。
予約せずにきたのだが、予約でいっぱいで立ち見だという。まあせっかくここまできたのだからそれでもいいかと了承するも、外で待ってくれとのこと。まあそれもいいんだけど、そうなると暇つぶしのiPhone忘れたのが痛い。
結局キャンセルが出たらしく、椅子が空いたのでそこに座ったのだが、高座がまったく見えない。これなら立見の方がよかったかも……。

さて宮治さん、満席になった客席を見て「これが鯉八人気なんですかねえ。女性が多くていつもの客席と全然違う。いつもはおじさんばかりなのに」とやや不満げ。「お目当ての鯉八兄さんを楽しみに」と自身の会なのに前座のようなことを言い、一緒に修業した前座時代の思い出などを話しつつ鯉八さんへのハードルをガンガン上げる。
相変わらず一席めのマクラが長い。「俺の今日のピークはここだから」と身も蓋もない一言。
噺に入ると、権助のパワフルさが宮治さんのキャラにどハマり。権助に振り回される周囲のドタバタが楽しい。
芝居の説明を受けているときに早とちりで「そんなことをされるならやらない」と金を返そうとする場面では、番頭さんに「芝居だから」と言われ、「知ってますー。おらの芝居に騙された」と負け惜しみを繰り返すのが笑える。
『一分茶番』とは番頭さんから貰う小遣いの金額しか違わないのね。

二席めの『熊の皮』はネタおろしかな。
おかみさんの悪妻ぶりが際立っている。一席めと同じく、ギャーギャー騒ぐキャラは宮治さんに合っている。

鯉八さん、第一声が「女たちよ」。で、いろいろ調子に乗ったことをわざとらしくならべ、天狗キャラっぽいことになっていた。
宮治さんの初高座『饅頭こわい』の思い出を語り、「『まるで饅頭が生きているようだ』と言われていた」と持ち上げるも、宮治さんから「兄さん、俺の初高座『子ほめ』!」とツッコミが入る。多分全部出まかせ。
うーん……やっぱり私にはなぜこの人が売れていて、この人の噺が面白いとされているのか理解ができない。すみません。
どうしても登場人物のメンタルに同調できない。

宮治さんの三席め、割とスタンダードな一席。
が、あともう少しでオチってときに鯉八さんの噺のキーワード「なんかいいことないかなぁー」と言って終わり。えー。
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