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第188回 ざま昼席落語会 [落語]

第188回 ざま昼席落語会
於:相武台前 ハーモニーホール座間 小ホール

柳亭市助『普段の袴』
三遊亭兼好『雛鍔』
三遊亭王楽『木乃伊取り』
三遊亭王楽『恋してコチコチ』
三遊亭兼好『壺算』

駅から15分ほど歩く。会場までの道を歩きながらなんか前にも来たことがあるような気もする。兼好師も4年ぶりとのことなので、多分その時かな。
開演時間より5分ほど遅れて到着。市助さんが始まっていた。余裕を持って出たはずなのになあ。それにしてもやっぱり遠いな。

兼好師の一席め、会場が20周年とのことで、20年前に娘さんが産まれたときの思い出話をマクラに。
また、子どもというものは10歳くらいまでは毎年「これくらいが一番かわいいな」と思ったが、それを過ぎると「前の方がかわいかった」となるのだとか。子どもいないからわからんけど、そんなものなのだろうか。
そこから子どもの噺の『雛鍔』に入る。
久しぶりに聴いた噺のような気がする。
おかみさんに説教しながらお茶を用意する場面は息もつかせず一気に畳み掛け、笑いが絶えない。「羊羹出せ。古くないよ……天保二年? それは創業だ」というくすぐりは初めて聴いた。
番頭さんに「この子はおあしを知らないのかい」と問われ、しばらく考えてにやーっと笑う間がおかしい。

王楽師の一席め、軽く粋な若旦那と無骨な清蔵との対比がいい。清蔵がかなり重々しい感じ。
やはり若旦那や若い花魁は似合う。

二席めは軽めの噺を。
以前ネタおろしかそれに近い状態のものを聴いたことがあるが、それとあまり変わっていなかった。
……うーーーん好みの問題もあるけど、どうしてもこれが面白いとは思えないんだよなあ。魚駄洒落並べてすごいね、とは思うけど。古典でよくない? と思ってしまう。

兼好師の二席め『壺算』も久しぶり。
番頭との丁々発止がたまらない。最終的に1円まけさせられたと気づいたときの番頭の間と表情も楽しい。
算盤を使って何度も何度も「……また6円になった」とずっと繰り返しているのがおかしい。
サゲは「この3円もお返しいたします」とは少し違う感じに。さらにややこしいことになっていた。

終演後、大きめの公園を横切ったら今が盛りと咲いている桜の木があった。
周りは見事な花絨毯。
iPhoneで写真を撮ったが、せめてコンデジくらい持ってきたらよかったな。
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