鈴本早朝寄席平成二十七年二月八日：落語とカメラと散策と：SSブログ

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らぐろ亭第9回 "一蔵・小辰二ツ星"｜調布あらぱん亭 Vol.89 ブログトップ

鈴本早朝寄席平成二十七年二月八日　[落語] [編集]

鈴本早朝寄席
於：鈴本演芸場

三遊亭美るく『棒鱈 -女版-』
柳家さん若『啞の釣』
古今亭ちよりん『ツンデレ指南』
三升家う勝『二番煎じ』

数日前からミルクがくしゅんくしゅんとくしゃみを連発するので、久しぶりに昨日動物病院へ連れて行く。
幸いたいしたことはなさそうだったが、点鼻薬を2種類、1日4回やらなければならないのがちょっと大変。まあミルクはだっこしてもおとなしくされるがままなので助かる。ラガマフィンの血でも入ってるのかな。

さて久しぶりの早朝寄席。
かわら版では一左さんだったが、美るくさんと出番の日を変わったらしい。
最近顔小さくてかわいらしい女流増えたなあ。
『棒鱈 -女版-』としているが、現代のホストクラブが舞台で、千葉の成金オバちゃんが田舎侍の役回り。
「菜の花体操」とか「さんが焼き」とか千葉県民ならたまらないワードが散りばめられているのだろうが、いかんせん埼玉出身なのでよくわからない。もう少し説明があってもいいと思う。

さん若さん、釣りが趣味のようで、三宅島へ行ってきたことをマクラに。「さすが三宅島、城南島とは訳が違う！」と連発しており、それがウケていたけれど、その「城南島」がなんのことやらわからないので何が面白いのかがわからない。さん若ファンには鉄板のネタなのだろうか。これもまた説明が足りないような気がする。
『啞の釣』はものすごく久しぶりに聴くネタ。それもこれまで1〜2回しか聴いたことがない。
与太郎のバカっぷりが楽しい。

ちよりんさん、「ツンデレ」を教えるという『あくび指南』の改作。んー「ツンデレ」って「別にアンタのために○○したわけじゃないんだからねっ、フン」てのがそうなんだっけ？　デレがないような。
つーか若い人には通じるかもしれないが、コレじーさんばーさんに伝わるかな。

さて、トリは今日のお目当て小辰さん……と思ったら、あれ？　めくりが違う……日を間違えたか？　と思ったら、次回あたりから早朝寄席は二ツ目の卒業公演になるのだが、今回は十人真打なので1回につき3人ずつだと1人余る、真打になる前に上げたい噺があって、その噺は寒い頃でないと季節が合わないから、ということで小辰さんと代わってもらった、とのこと。あー、そうですか……んー俺小辰さんだけがお目当てだったんだよねー。あーいやまあ前の3人もそれなりに面白かったけどさあ……んーまあ500円だからいいけど……事前に知ってたら正直来なくてもよかったかなー。と割り切れない思いのまま噺に入る。
なんか軽いというか薄いなあ、という印象。

終演後、ちよりんさんが「字を間違えているんであんまり写真撮らないでくださいー、ブログとかにアップしないでくださいー」と言いながらネタ帳を持って立っていたが、まあ芸人さんが「やるな」というのは「やれ」というフリなのだろう。