横浜にぎわい座 正月興行 一月三日 新春特選演芸会

横浜にぎわい座 正月興行 一月三日 新春特選演芸会
於：横浜にぎわい座

三遊亭好吉『九日十日』
三遊亭萬橘『からぬけ』
母心 歌舞伎漫才
三遊亭全楽『初天神』
三遊亭好太郎『ブライダル・スピーチ』
三遊亭好楽『替わり目』
三遊亭兼好 泥棒の小噺
三遊亭愛楽『目薬』
マギー司郎 マジック
三遊亭圓橘『稲川』

昨年はチケットが売り切れていて当日券で入ったので、今年はちゃんと買おうと思っていたのだがやっぱり忘れてしまった。で、年末に聞いてみたら売り切れとのこと。うーむ。
秋の五代目圓楽一門会はいつもガラガラなのに、なんでこれは売り切れるんだろう。
とはいえ前日に確認すると30枚以上当日券が出るとのこと。ツテを使って確保だけをしてもらう。
バイクでのんびりこようかとも思ったが、ルートが箱根駅伝とかぶるのでやめる。

かなり浅い出番で萬橘師が出るので驚く。でもまあこの顔付なら仕方ないのか。
与太郎噺のマクラとして『酒の粕』を演り、同じくらいの時間で『からぬけ』。
猫、羊ときて穴子。

兼好師はマクラでよく話す北千住の治安と、最近の女子刑務所では更生プログラムとしてエステまで教えてくれるという話、それと浅草寺の賽銭泥棒が仁王に捕らえられる小噺。
兼好師の仁王の小噺は初めてかも。あまり芝居がからずにクサさは控えめ。
兼好師が小噺だけで降りるのは珍しい。

……え、時間配分おかしくね？
好楽師がたっぷりなのはわかるとして、圓橘師も結構短かったよ？　好吉さんなんて二ツ目だから仕方ないけど上演中の諸注意含めて5分だよ？
全体的に短めだったけど、誰とは言わんが結構長々とやってる人いたよー？　……体感時間？
いやまあ俺が兼好萬橘推しだからってのはあるとしても、そのふたりは実力的にももっと長い時間あってもいいんじゃないかなあ。
大喜利も一問だけだし。正月特別興行のサービス余興だろうけど。
全体的に中途半端で、個人的には不完全燃焼感のある会だったような気がする。

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