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浅草演芸ホール 十一月下席 夜の部 [落語]

浅草演芸ホール 十一月下席 夜の部
於:浅草演芸ホール

川柳川柳 漫談
春風亭一左『真田小僧』
ホンキートンク 漫才
柳家花飛『間抜け泥』
柳家三語楼『松山鏡』
ペペ桜井 ギター漫談
古今亭志ん輔『夕立勘五郎』
春風亭勢朝 漫談
マギー隆司 マジック
春風亭一朝『芝居の喧嘩』
春風亭柳朝『平林』
東京ガールズ ガールズ
柳家三三『加賀千代』
桂文生『居酒屋』
昭和こいる・あした順子 漫才
柳家小里ん『長短』
鏡味仙三郎社中 曲芸
春風亭一之輔『短命』

昨日、夕方から夜にかけてのバイク移動であまりの足元の寒さに、思わず通りすがりにあったGUに入ってレギンスを購入した。
で、今日生まれて初めてレギンスなるものを履いてみたのだが、これがもう抜群に温かい! 夕方日が落ちてからのバイク移動も全然寒くない。これはヤバい。これまでズボン下はさすがに……と考えて自重してきたのに、そんな思いを吹っ飛ばす温かさ。うーんしかしでもなあ……「レギンス」とかいいながらどっからどう見ても「色付きの股引」だしなあ……。まあ脱いで見せる人もいないので別にいいんだけど。
また一歩大人の、というかオッサンの階段を登ってしまったようだ。

さてそんな感動を胸に半蔵門から浅草へ移動。着いた頃にはもう始まっていた。高座返しは一花さんだったが、前座は誰だったんだろう。
後ろがあるのか、私が入ったときは一番手として川柳師が上がっていた。しかしいくらなんでも二ツ目より前ってのは浅すぎでは……? そして今日も『ガーコン』じゃなかった。うーむ。

ホンキートンク、今日届いた12月号のかわら版に真打昇進とあった。おめでとうございます。

三語楼師、真打昇進後は初めてのはず。朴訥とした噺が雰囲気と合っている。

志ん輔師、初めて聴いた噺。

一朝師、なるほど一蔵さんの『芝居の喧嘩』は、導入から最後まで全部一朝師のコピーなのか。
さすがにコピー元、力業ばかりではなく、弁舌鮮やかで流れるように淀みなく聴かせてくれる。
一蔵さんのも力強くていいが、一朝師はメリハリが効いてさらにいい。

柳朝師、真打の『平林』は初めて聴いた。
柳朝師の柔らかい雰囲気と、小僧の定吉のキャラクターが合っていて聴いていて安心する。
マクラで言っていた、東京、日本、東洋、亜細亜と大学の名前が示す範囲と学力レベルが反比例する、というのが面白い。
しかし柳朝師また痩せた気がするんだけど大丈夫かな。

三三師、今月号のかわら版の堀井氏の連載で「大晦日におかみさんが『どうすんの!?』と言い出すと『掛け取り』が始まったかと身構えるが、『加賀千代』だとわかると気負わずに聴ける」とあったが確かにその通り。
甚兵衛さんのふわふわとした雰囲気とご隠居の人の好さが心地いい。

文生師、『ずっこけ』のずっこける寸前まで。

昭和こいる・あした順子先生、相方が入院している者同士の時期限定のユニット? こいる先生の適当な相槌と「へーへーへーほーほーほー」が少なくて寂しい。

一之輔師も今日は『短命』。
寄席や落語会をハシゴするのはよくあるが、そこでお目当てが同じ演目を掛けることは珍しい。もちろん偶然にすぎないし、『短命』は兼好師も一之輔氏もよくやるからありえない話ではないのだけれど。
一之輔師の熊さんはだいぶ察しが悪い。
こたつのくだりが出てきた時に「……一酸化炭素中毒?」と答え、ご隠居が「そうそう、その通り、それでいいからもう帰んな」と投げやりになっているのがとにかくおかしい。
今日は一之輔師の方の熊さんのおかみさんもだいぶノリノリで、割と楽しんでやっている感じがする。
なんかやっぱりけんつく食らわすより、そっちのほうがよっぽど聴いていて楽しい。

結構濃厚でお得な芝居。
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