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鈴本早朝寄席 平成二十六年十一月二日 [落語]

鈴本早朝寄席
於:上野鈴本演芸場

春風亭一蔵『転宅』
三遊亭粋歌『ヒーロー』
柳家麟太郎『目黒の秋刀魚』
入船亭遊一『ねずみ』

一蔵さん、まずはマクラというか開口一番として出てきたので注意事項を。この間あったらしいのだが、「今日はいないとは思うんですが! コンセントをつけての充電はおやめください! って遊一兄さんに言えっていわれたんですけど言いづらいわ!」と。まぁ盗電はマナー云々というよりも犯罪だからなぁ。
そこから「落語の方に出てまいります泥棒なんてものは〜」と続けたのはなかなかうまいと思った。
この間聴いたときよりも、泥棒の間抜けさがさらに磨きがかかっている印象。

粋歌さん、引退した戦隊もののヒーローたちが中年になり、パートやアルバイトをしているという新作落語。社長は元敵の戦闘員で、笑うときに「イーッ」とショッカー風の声を上げるのがおかしい。
確かに戦隊ヒーローって年取ったらどうするんだろうなぁ。

麟太郎さんは初めてか。
結構歳がいっているようで、歳相応の落ち着きがあり聴いていて安心感がある。
ものすごくスタンダードな感じの『目黒の秋刀魚』で、まあ教科書通りというか落語を知らない人でも知ってそうな感じというか。

遊一さん、初めて『夢の酒』と『将棋の殿様』以外の噺を聴いた……。
これまたスタンダードな『ねずみ』で、大きな盛り上がりはないがミスもなくまとまった印象。

終演後、表にたい平師の看板が出ていたのだが、それを見たおばちゃんが「あ、この人知ってる、アレ出てる人よね、『チャッチャラチャラチャチャ』ってヤツ」。えええええ『笑点』てのさえ出ないの? はー落語に興味ないとそんなものなのかねぇ。
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