SSブログ

さいたま落語亭 その25 [落語]

さいたま落語亭 その25
於:浦和 市民文化センター5F

三遊亭めぐろ『進路相談』
三遊亭天どん『もう半分』
三遊亭天どん『辰巳の辻占』
三遊亭めぐろ『ニワトリ』

鈴本からバイクで浦和まで。1時間くらいで到着する。
会場にバイクを停め、昼食をとろうと歩き出したあたりで天どん師とすれ違ったので二言三言話す。向こうが覚えているのはちょっと意外だった。

玉々丈さん改メめぐろさん、名前を変えたいきさつをマクラに。
そもそも玉々丈という名前は入門時に二子玉川に住んでいたからニコタマ→玉々丈となったそうだ。前座の間だけだからいいかと思っていたら、いつの間にか円丈師の中で玉々丈さんが名前を気に入っているとなったらしく、二ツ目になっても名前を変えてくれなかったのだそうだ。それでも折りあるごとに改名をお願いしては却下されていたのだが、数か月前になぜかいいよ、となったらしい。変えて欲しいとはいいながら、特に名前を考えていなかったためまた円丈師が考えることに。結局今住んでいるところがそのまま高座名になったらしい。
噺はニューハーフの薬屋の息子がお嬢様学校に進学したいと言い出した進路相談の模様。うん。
二席めは本来古典をやろうと思っていたのだが、時間がないしネタ帳を見たら自分の持ちネタが全部出ていた、特に今日やろうと思っていた『紺屋高尾』は前回やられていたとして新作に。あまり時間がないので、先代柳家小せん師が作った時間の単位で「2小せん」分(14分)の噺、ということで焼鳥屋から引き取った鶏が恩返しをするという内容。うん。

天どん師、「仲入りに入る前に嫌な気持ちになってもらいますよー」と『もう半分』。「なんのために作られた噺なんですかねぇー。人を嫌な気分にさせるだけの噺ですよねぇー」とのこと。
それにしても『もう半分』て千住の噺だったんだ。江戸四宿の中で、千住だけ噺のメインの舞台となっているものがないなーと思っていたのだが、爺さんが飛び込んだのは千住大橋だったとは。……なんでそんな噺が千住なのかなあ。
爺さんの金を巡る主人の葛藤が伝わってくる。
二席めはうってかわって明るい噺。お玉のグイグイくる図々しさというか図太さが天どん師のキャラクターとあいまってやたらおかしい。
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:芸能

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0