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浅草演芸ホール 平成二十六年初席 [落語]

浅草演芸ホール 平成二十六年初席
於:浅草演芸ホール

二部
春風亭小朝『片棒』

三部
三遊亭歌笑 小咄
三遊亭金八『一目上がり』
林家二楽 紙切り(追羽根 馬 宝船)
橘家圓太郎 漫談
林家正蔵 漫談
柳家小せん 小咄(『鷺とり』前半)
ペペ桜井 ギター漫談
古今亭文菊 小咄
林家三平 漫談
柳亭小燕枝 小咄
花島世津子 奇術
柳亭市馬 相撲甚句
三遊亭歌る多(粋歌、美るく) 松づくし
古今亭志ん彌 小咄
春風亭一之輔『看板の一』
昭和こいる 漫談
鈴々舎馬桜 小咄
鈴々舎馬風 漫談
三遊亭小円歌 三味線漫談
三遊亭圓歌『中沢家の人々』

四部
入船亭扇遊 小咄
柳家小きん 漫談
柳家喬太郎 漫談
すず風にゃんこ・金魚 漫才
入船亭扇辰『お血脈』
太神楽社中 寿獅子
柳家はん治 小咄
林家たい平 漫談

初落語。
テレビ中継があったらしく、立錐の余地もないほどの超満席。なるほど噂には聞いていたが、これが「正月の浅草は満席になってもまだ入れる」というやつか。
私が入ったときは二部のトリの小朝師が始まったばかり。現代ネタを織り交ぜた圧縮版の『片棒』で、場内爆笑。私は現代ネタが混ざるのは嫌いなのだが、全然気にならなかった。この気になる人と気にならなかった人の違いはなんなのだろう。
顔見世興行なのでひとり5分から10分程度で、だいたいは漫談か小咄程度。
小せん師は『鷺とり』のスズメ取りの部分で終わり。ただ小せん師の飄々としたあの独特の雰囲気は楽しめた。
三平師は親の七光り一本でやっていこう、親の威光をしゃぶり尽くしてやろうという姿勢がいっそ清々しい。
市馬師、相変わらずのいい喉を聴かせてくれた。
お目当てのひとり、一之輔師は早回しながら最後まで。やっぱり面白い。
昭和こいる師匠、のいる師匠が自転車で転んで複雑骨折をしたらしく、ひとりで出演。「へーへーへーほーほーほー」のあの仕草も「ひとりでやってるとバカみてぇだ」とやりづらそう。
圓歌師、トシのボヤきから『中沢家の人々』のほんの一部を。どこまでがマクラでどこからが本編なのかわかりづらい噺ではあるが、漫談ではなかった……はず。いろんなパターンがあるのでよくわからない。
喬太郎師もあっさりと漫談で。喬太郎師がギャル語を話しているのはなかなかシュールな光景。何度か聴いたことあるけど、なんでいつも若者言葉を話すときは白目なんだろう……。
扇辰師、交互出演だったので聴けて嬉しい。メクリが出たとき思わず「やった!」と声が出た。短いながらもきっちりとした『お血脈』を聴かせてくれ、芝居気たっぷりのクサい五右衛門を堪能できた。

次へ行くため、たい平師まで聴いて外へ。ロビーで三三師が入ってくるところにすれ違う。他の寄席との掛け持ちなのだろう、和服のまま移動しているようだ。三三師も聴きたかったなあ。
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