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浅草演芸ホール 十二月上席後半 夜の部 [落語]

浅草演芸ホール 十二月上席後半 夜の部
於:浅草演芸ホール

古今亭今輔『飽食の城』
柳亭楽輔『寄合酒』
北見マキ 奇術
春風亭小柳枝『粗忽長屋』
柳家小蝠『掛取万歳』
桂春蝶『御先祖様』
宮田章司 江戸売り声
昔昔亭桃太郎 漫談
三遊亭遊三『無精床』
鏡味正二郎 太神楽
三遊亭遊馬『蛙茶番』

駒込から上野まで山手線で行き、そこからぶらぶら歩いて浅草まで。
そういやあ最近全然散策してないし写真も撮りに行ってないな。写真撮りにどこか行きたいなーと思いながら、行きたい落語会も目白押しで困る。

17時45分くらいに着いたのだけれど、18時以降の入場なら割引になるので少し待つ。
が、私が色物で一番好きなぴろきさんの出番が終わっていた。残念。
それにしても「新作の芸協」とは聞いていたが、なんか「必ずどこかを現代風にするべし」とでもお達しが出ているのだろうか。出る人出る人皆古典でも現代風アレンジを入れていて、それがあまり好きではない私にしてはちょっとげんなり。もちろん今輔師や春蝶さんのように完全に新作ならいいのだけれど。誰とは言わないが、途中まで普通の古典で、最後3分の1を完全に現代ネタ(といっても結構古くてほとんどの人に通じてない)にしてしまったため、完全に噺の世界がぶっ壊れてしまった人もいた。あれはねーわ。

春蝶さんは浅草に出演するのは初めてということで、もちろん私も初めて聴く。
先祖代々の墓に入った新入りが、あの世でご先祖様に挨拶するという噺なのだが、ご先祖様として中大兄皇子や光源氏、ジョン万次郎など出てくるのだが、これが全部ウソというめちゃくちゃな噺。特に光源氏は胡散臭さ炸裂で面白かった。

さて遊馬師は完全に正統派の古典で。ネタは得意の『蛙茶番』。
高座の上でトリにふさわしく堂々と演じていて聴き応えがあった。
くすぐりやギャグも綺麗に決まり、最初から最後まで万遍なく笑いが起きていた。さすがトリ。
これをきっかけにもっとほかの小屋でもどんどんトリを取っていってほしいなー。
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