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末廣深夜寄席 25年4月27日 [落語]

末廣深夜寄席 25年4月27日
於:新宿 末廣亭

春風亭正太郎『権兵衛狸』
柳家右太楼『短命』
三遊亭亜郎『反対俥』
春風亭一蔵『夏泥』

亀戸から新宿へ移動する。
9時開演だとばかり思って8時半くらいから並び始めたら9時半開演だった。久しぶりだから間違えた。どおりで人少ないなと思った。ちょうど最後尾が知り合いだったため、話しながら開場を待つ。
それにしても寄席の前で並んでいると「なにこの行列ー」「落語だってー」「へー並ぶんだー」とかいう会話が聞こえてきて、なぜか気恥ずかしい。別に恥じることなど何もないのだけれど。新宿だと特に若い女性が多いからなあ。

さて知り合いのお目当て、正太郎さんがトップバッターとしてあがる。
同じ春風亭の一蔵さんが深夜寄席デビューでトリをとるので、おめでたい噺として狸が登場する噺をかける。狸が化けるのと、芸人が化ける(大成する)のをかけて縁起がいいのだそうだ。
この噺はまったく知らなかった。田舎の爺さんの権兵衛さんにそこはかとなく品があって味わい深い。
いたずらの代償として毛を刈られる狸に向かって「この前AKBもやっていた」と諭していたのが場内大ウケ。

右太楼さんと亜郎さんは初めて。
右太楼さん、そつなくさらりとした印象。その分印象に残りづらい、かも。
対して亜郎さんはアク強いなー。劇団四季に10年いたということで、ライオンキングの冒頭5分のモノマネ(?)を披露して会場を沸かせる。「トリの一蔵さんのために客を温めておく」ためだとか。
車屋の威勢が良すぎるのを表すために、高座で正座しながらジャンプして反転。高座で噺家の後ろ姿は初めて見た。さらに1回転まで行なって、汗だくになっていた。あんな派手に動いて、ヒザ大丈夫なのかな。

深夜寄席デビューでトリの一蔵さん、正太郎さんに続き縁起を担いで泥棒の噺をかける。
しかしマクラからなにから先日と同じ。うううううううーーーーん。まあ二人会の初回や初登場の会で、自信のある噺を、というのはわかるけれど……。さすがにこれだけネタ被るとなぁー……。ちょっとしばらく間を開けた方がいいかもしれない。
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