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鈴本早朝寄席 2月3日 [落語]

鈴本早朝寄席
於:上野鈴本演芸場

古今亭ちよりん『本膳』
林家ひろ木『時うどん』
鈴々舎風車『もぐら泥』
春風亭一蔵『竹の水仙』

7割から8割くらいの入り。
余裕を持って開演30分前に着いたので、いい席に座ることができた。

トップバッターのちよりんさんは、数年前二ツ目に昇進したばかりの頃に聴いた時は正直辛くなるほど退屈だったが、今日はすんなりと聴くことができた。
本膳を皆でつつきまわしている図が目に浮かんでおかしい。

ひろ木さんは最初は話し方がイマイチかなあと思っていたのだが、袖を引っ張られる仕草がとても上手で、まるでパントマイムを見ているようだった。
気がつけば場内は笑いの渦に。

風車さんはずいぶん久しぶりな気がする。
来春に真打昇進が決まったとのこと。
さすが昇進真近だけあって、前の二人とはレベルが違うように感じた。
はっきり「この部分が」とは言えないのだけど、間とか話し方とかなのだろう。
酔っ払いのほろ酔い具合がいい感じ。

早朝寄席のしきたりで、初登場の一蔵さんがトリ。
まあそうだろうとは思っていたが、そんなプレッシャーなどまるで見せず、むしろ「実力でトリを取ったんだ」と言わんばかりの堂々として落ち着いた話しぶり。
ホントに二ツ目昇進したばかりなのだろうか。
『竹の水仙』は前座時代の勉強会でネタおろしを聴いているが、だいぶこなれてきた感じ。
飄々とした甚五郎と、口は悪いけど人のいい宿の主人とのコントラストがいい。

ひとり20分ほどあったはずだが、あっというまに4人の高座が終わり、時間が短く感じた会だった。

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