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四の日昼席 2013年1月 [落語]

四の日昼席 2013年1月
於:庚申塚 スタジオFOUR

古今亭文菊『初天神』
桂才紫『夢の酒』
古今亭菊輔『時そば』
古今亭駒次『鉄道初めて物語』
初音家左橋『竹の水仙』

昨年末に二度ばかり同会場で開かれた落語会に来て、気になっていた会。
巣鴨駅を出たところであまりのバbお年寄りの多さにおののく。……いや、いくら「おばあちゃんの原宿」だからって多過ぎじゃね? 人が多い上に皆歩みがゆっくりなので、まるで進まない。人が少ないところや裏道を通りながら進む。
それにしても出ている屋台がいわしとか佃煮とか、他の場所とちょっと異なっているのが面白い。お好み焼きなどの定番ものも、ボリューム抑えめでその分価格も抑えめのようだ。

さてトップバッターは文菊師。
真打昇進してからは初めてかな。
この2週間で4回めの『初天神』。まあ年末年始は仕方ない。
演者によって金坊のおねだり方法が異なるのが面白い。

才紫さん……なんか太った?
相変わらずソツのない話しぶり。

確か初めて生で落語を聴いたのが菊輔師だったような。上野の鈴本での独演会だったと記憶している。
江戸時代の刻の説明をマクラに。
九ツの前が四ツとは知らなかった。じゃあ2日目の粗忽者は前日より少し早かっただけなのか……。
勉強になった。

私も鉄道は好きな方なので、駒次さんの鉄道新作は大好き。
ただ、これはなんというか話があっち行ったりこっち行ったりで、漫談の延長のような感じ。
確かにそういう新作も多いけど、やっぱり話の筋が一本あって、最後にサゲがあるという落語のほうが聴きたいなあ。

左橋師は旅の母子連れが出てきたり、宿が一見さんお断りの割りと高級なところだったりと、よく聴く『竹の水仙』とは細部がだいぶ違っていた。
サゲも「裏の竹林全部水仙にしてくれ」とか「この前、泊まったお坊さんはもしかしたら弘法大師かもしれない」とかのよく聴くバリエーションとは違ったもの。左橋師のオリジナルなのだろうか。

終演後、出演者が全員お見送りに出てくれ、さらに席亭から振舞い酒も。
麹の香りがする美味しいお酒をごちそうになった。
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