SSブログ

黒門亭 第二部 1980回 [落語]

黒門亭 第二部 1980回
於:落語協会2F

柳家いっぽん『桃太郎』
鈴々舎馬るこ『やかん(改作)』
春風亭柳朝『不動坊』
柳家小団治『千両みかん』

八分くらいの入り。
これくらいだと聴きやすくていい。

馬るこさんは『やかん』といいながら「リスはいつも口をモグモグさせている、あれはリステリンで口をゆすいでいるから」とか「ペンギンはペンと叩くとギンギンになるから」とかそんな感じ。
「なぜレバ刺しが禁止されたのか」がサゲにつながる話題に。
まあ面白いんだけど、ちょっと粗い感じは否めない。今考えながらやってる? ていう印象。本当にアドリブならそれはそれですごいけど。
後の柳朝師も「あの噺は何でしょうね」と言っていたが、終演後に馬るこさんが「あれは『やかん』です」と言っていた。
馬るこさんのHPを見ていたら、ネタのレパートリーとして『レバ刺し根問』というものがあったので、それがこれなのかも……。

柳朝師はかなり久しぶり。
真打昇進後に聴いたっけか……。
兼好師との二人会へ行こうとしたら、入院されて聴けずじまい。
終演後に見送りに出ていたので身体の調子を尋ねたらもう大丈夫とのこと。大事にしてほしい。
吉公がさんざん湯屋で長屋の連中の悪口を言っていたのに、その三人が集まったときにその話題に触れていなかったのが残念。悪口に対して悔しがるのが結構好きな場面なんだけど。
万年前座の幽霊の仕草がやたらおかしい一席だった。

小団治師はひとつひとつの仕草や上下の切り方が大きい印象。
小柄な身体ながら結構大きな声が出ていた。
『千両みかん』はネタ出ししていたのに、マクラはなぜか「葛根湯医者」と「手遅れ医者」で「あれ? 『代脈』?」と思っていたら何時の間にか『千両みかん』に。??? つながりがよくわからない。
番頭さんがすぐ腰を抜かすのが印象的。

アメ横を抜けて上野まで。
夏の間は落語協会の2Fへ行くときはアメ横の果物屋でカットスイカを食べるのがお決まり。
あーーースイカは美味いなぁー。
大好物だけど、ふたり暮らしではまるごと買えないのが悲しい。
そろそろシーズンも終わりかなあ。
それこそ『千両みかん』じゃないけど、シーズン外れのスイカって高いんだよなー美味しくないくせに。
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:芸能

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0