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第108回 人形町商店街 東穀寄席 [落語]

第108回 人形町商店街 東穀寄席
於:日本橋社会教育会館8階

瀧川鯉橋真打昇進口上
三遊亭兼好『権助魚』
橘家蔵之助『宮戸川』
瀧川鯉橋『かぼちゃ屋』
桂平治『家見舞い』
立川生志『幇間腹』
古今亭菊六『死神』

以前はこの東穀寄席は抽選だったような気が……。何度か応募したが、一度も当たったことがなかった。
まあ当たっても金曜日なので、来られるかわからないし……と思っていたのだけれど、こないだ行った「兼好∞」の打ち上げで、兼好師から直接チケットを頂いた。
今日はたまたま仕事の谷間だったので、GWに休出した代休をとり、落語会へ。

最初に鯉橋さんの真打昇進の口上。
兼好師は真打でも芸歴としては鯉橋さんの方が上だからか、口上には出ず。協会が違うとこういうところがややこしい。
鯉橋さんが席亭からご祝儀を受け取り、三本締めでシャンシャン。

兼好師の『権助魚』は前にも聴いたことがあるはず。
やっぱり権助が面白い。
わざとかどうかわからないけど、おかみさんに問い詰められたときに「嘘でない証拠に網取り魚買ってきましただ」と言っていて大笑い。
「買ってきた」ってバラしちゃダメじゃないの?

生志師は通常のサゲに加えてもう一捻り。
だけど通常のサゲの箇所でお客さんが皆拍手をしてしまう。私もそのひとり。
噺をより面白くするためにサゲまで変えるってのは談志イズムなのかな。

菊六さんは今年に入って初めてかな?
去年までは割と頻繁に聴きに行っていたのだけれど、今年はなんだかタイミングが合わずにここまできてしまった。
相変わらず落ちついて色気のある話しぶり。
私はわからなかったのだけれど、死神が彦六師風のようで、隣に座っていたおばちゃんが「あらー彦六……」とつぶやいていた。そうなの? と思っていたら、本人がそう言っていた。おばちゃんすげえ。
秋には28人抜きで真打昇進するだけあって、やっぱり上手だなーと思う。

ただ……。ずーっといちばんうしろでデジカメのオートフォーカス音とシャッター音がするのがすごく気に触った。
あそこまで堂々と撮影しているんだからおそらく主催者側の人なんだろうけど、操作音くらい消しておいてほしい。
シーンとした緊迫した場面で、「ピピッ パシャッ」ってすごく耳障り。
どうにも気になって、菊六さんの噺に集中できなかったのが残念。
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